▼目次
1. インプラントの型取りが必要な理由と重要性
2. インプラントの型取りの手順
3. インプラントの人工歯が装着されるまでの流れ
4. 福島市福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療
まとめ
インプラント治療を成功させるためには、「型取り」がとても重要な工程になります。噛み合わせやフィット感に関わるこのプロセスは、慎重に、かつ正確に進めることが求められます。今回は、インプラント治療における型取りの重要性と手順、人工歯が装着されるまでの流れについて詳しく解説します。
1. インプラントの型取りが必要な理由と重要性
インプラント治療における型取りについて
インプラントの上に装着するかぶせ物が患者の口腔内に正確に適合し、自然なかみ合わせと審美性を実現するために重要な工程になります。
型取りが不十分であると、インプラントの上に装着するかぶせ物の精度が低くなり、適切な装着感が得られない場合があります。
正確な型取りが行われることで、インプラントが患者の口腔内に適合し、かみ合わせと見た目が改善されます。
型取りでは患者と術者の双方が適切な準備と注意を払うことが求められます。
患者に適した印象材を選択し、正確な型取りを行っていきます。
正確な型取りを行うために患者自身の協力も必要になります。
型取り当日はリラックスした状態で診療に臨むことが大切です。
緊張やストレスは無意識に口や顎に力を入れてしまい、型取りが不正確になる原因となることがあります。
リラックスするためには事前に深呼吸を行い、口腔内が緊張しないように心掛けることが効果的です。
また型取り中はできる限り動かないようにと指示があります。
印象材の硬化するまでに動いてしまうことで、型が歪んでしまい型取りに影響を与える可能性があります。
インプラント治療において、型取りは非常に重要な工程です。
2. インプラントの型取りの手順
インプラント治療の一般的な型取り方法としては、以下の手順で行われます。
最も一般的な方法は、シリコンなどの柔らかい材料を口の中に入れ、数分間固定してから取り出します。
以下に、手順を解説します。
① インプラント治療の型取りについて説明します
歯科医師が口腔内の状態を確認し、型取りについて説明します。応じてインプラント周囲の清掃を行います。
② 患者の口腔内に合うトレーを準備します
インプラント治療の型取りでは、当院の場合は一人一人に合った専用の個人トレーを前もって作成しています。
トレーが正確に口腔内に適合することで、型取りの精度が向上するからです。
個人トレーを使用して型取りしています。
③ 型取り
印象材をトレーに充填し、口腔内に挿入します。
印象材が硬化するまで一定期間保持して、印象材が硬化した後にトレーを慎重に口腔内から取り外します。
④ 確認
口腔内の状態を正確に型取り出来たかどうか確認します。
3. インプラントの人工歯が装着されるまでの流れ
インプラント治療では重要な工程があります。
治療の進み方を時系列で整理すると、患者さん自身も今どの段階にあるのかを把握しやすくなるでしょう。
以下に、一般的なインプラントの流れを解説します。
①口腔内の状態を検査する
歯科医院にて口腔内の状態を検査して、精密検査を行います。
歯周病の有無も確認します。
インプラント希望の場合、レントゲン等で骨量を確認し、インプラント治療の説明を受けます。
②インプラント体の埋入手術
顎の骨にチタン製のインプラント体を埋め込む手術を行います。
③待機期間
手術後はインプラント体が顎の骨としっかり結合するまで、約3~6ヶ月間ほど待ちます。
(個人差があるため、あくまでも目安の期間となります。)
待機期間中は定期的な診察やクリーニングを受けます。
この期間中に問題がなければ、次の工程へと進みます。
④アバットメントの装着(二次手術)
インプラント体と人工歯を連結するための土台(アバットメント)を装着します。
必要に応じて、簡単な歯肉の切開処置が行われることもあります。
⑤型取り(印象採得)
口腔内の情報を採取する型取りを行います。
ここで得られた情報をもとに、インプラントの上に装着するかぶせ物(上部構造)を製作します。
⑥人工歯の装着
完成した人工歯を口腔内に装着し、噛み合わせを確認します。
⑦メンテナンス
インプラントを入れたら終わりではありません。
インプラントを長く安定して使っていくためには、インプラントのメンテナンスは不可欠です。
3ヶ月に一回は口腔内の確認、インプラント部の確認を行い、クリーニングしていきます。
4. 福島市福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療
福島市の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、『インプラント治療』を行っています。
部分入れ歯やブリッジは、歯の無くなった所を補うために、残りの健康な歯を削ったり、針金(バネ)をかける治療法です。削られたり、針金をかけられた歯には、何も負担が無い状態に比べて大きな負担がかかっているとも言われています。
このような負担をかけることなく、残りの歯を守りながら、歯が無くなった箇所を補える治療は、今のところインプラント治療しかないのです。
現在総入れ歯をお使いの方には『インプラントオーバーデンチャー(インプラント入れ歯)』のご提案も可能です。これは、顎骨に埋め込んだインプラントに、特殊なボタンの様なものを装着し、入れ歯を固定する方法です。入れ歯のメリットと、インプラントのメリットを組み合わせています。
インプラントについてお悩みのある方は、ぜひ福島市 福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。
まとめ
インプラント治療において型取りは非常に重要な役割を果たします。
正確な型取りをすることで、患者の口腔内に正確に適合し自然なかみ合わせと審美性を期待されます。
福島市、福島駅周辺でインプラント治療を検討されている方は、奥州福島Premiumデンタルクリニックへご相談ください。
監修
院長・審美歯科担当 山田 恵理