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インプラントは、むし歯や歯周病で歯を失った際に、見た目や噛み合わせを補う治療として選ばれる治療方法です。人工歯根をあごの骨に埋め込み、その上に被せ物を装着することで、自分の歯に近い機能を再現できるのが特徴です。ただし「どのくらいの期間使えるのか」「長持ちさせるにはどうすればよいのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。インプラントは入れたら終わりではありません。インプラントを長く使うためには、適切なセルフケアと定期的なメンテナンスは必須です。今回は、インプラントの平均寿命や長持ちする人としない人の違い、さらに寿命を延ばすために欠かせないメンテナンスの重要性について解説します。
 
 

1. インプラントの平均寿命はどのくらい?

インプラントは「半永久的」と思われがちですが、寿命には個人差があります。
ここではインプラントに影響を与える要素を整理します。
 

①平均寿命の目安

インプラントは「一度入れたら一生使える」と考えられますが、やはり個人差はあります。
必ずしも一生ものとは言えませんし、寿命があります。インプラントの一般的な平均寿命は10〜15年とされますが、20年、30年と問題なく使えている例もあり、適切な管理で寿命を延ばすことは可能です。
 

➁寿命を左右する要因

寿命は口腔内の環境や生活習慣によって変わります。
歯磨きが不十分で汚れがたまると、周囲の組織に炎症が起こり寿命が短くなります。
また喫煙習慣や強い噛みしめがある方はインプラントに悪影響を与えます。
 

➂天然歯との違い

天然歯は血流や神経があるため修復機能を持っていますが、インプラントは人工物であり自然な回復力はありません。
 

④長期使用について

インプラント治療では個人差は大きいですが、10年以上の使用が可能なケースが多です。
しかし必ずしもインプラントは「一生もの」とは言えず、途中での修理や再治療が必要になるケースもあります。
 

⑤セルフケアと定期的なメンテナンス

インプラントは入れたら終わりではありません。
インプラントを長く使うには、セルフケアに加えて、定期的なメンテナンスが不可欠です。
インプラントを入れた後に、歯科医院に定期的に来院できない方はインプラントはおすすめしません。
 
 

2. インプラントが長持ちする人としない人の違いとは

インプラントがどのくらい長持ちするかは、歯科医院での定期的なメンテナンスと、家でのホームケア、日常習慣によって差が出ます。
 

①正しい歯磨きを続けているか

インプラントはむし歯にはなりませんが、インプラント部周囲の歯ぐきや骨は炎症を起こすことがあります。
歯磨きやフロスを習慣にしている人は寿命が長くなりやすいです。
 

➁喫煙習慣の有無

喫煙は血流を悪くし、骨や歯ぐきの健康を損ないます。
タバコを吸う人は非喫煙者に比べ、インプラントの寿命が短くなる傾向があります。
 

➂定期的にメンテナンスを受けているか

3か月~6か月に一度、歯医者でメンテナンスを受けると、早期にトラブルを発見できます。
しかし定期的なメンテナンスを怠ると、気づかないうちに炎症が進み、インプラントの寿命が短くなる可能性が高いです。
 

④噛み合わせの力をコントロールできているか

歯ぎしりや食いしばりが強い人は、インプラントが揺らされたり破損したりするリスクが高まります。
マウスピースを装着して力を分散させることが大切です。
 

⑤インプラントに大きな負荷をかけすぎない

インプラントが入ってから、インプラント部のみで硬いものばかり食べるなど、不適切な食事を続けることにより、インプラント部に大きな負荷がかかりすぎて破損する可能性が高まります。インプラント以外の残っている歯でもきちんと噛めるようにしましょう。
 

⑤全身の健康状態

糖尿病や骨粗しょう症など、骨や歯ぐきに影響する病気がある人は寿命が短くなる場合があります。
ご自身の持病の管理を行うことはインプラント寿命を長持ちさせるためには必要です。
 
インプラントは入れたら終わりではありません。
日常のセルフケアを行いながら、歯科医院での定期的なメンテナンスをしっかり行うことは必須になります。
 
 

3. 定期メンテナンスがインプラントの寿命を左右する理由

インプラントは入れて終わりではなく、その後の定期的なメンテナンスが寿命を大きく左右します。メンテナンスの内容や意味を整理して解説します。
 

①インプラント周囲炎の予防

インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病に似た「インプラント周囲炎」になることがあります。定期メンテナンスで早期に炎症を発見・対処することが重要です。
 

➁噛み合わせの調整

年月が経つと、歯やインプラントの位置が微妙に変化することがあります。噛み合わせがずれると負担が集中し、インプラントを傷める原因になります。調整は寿命延長につながります。
 

➂クリーニングの効果

毎日の歯磨きだけでは落とせない汚れや歯石は、歯医者での専門的なクリーニングが必要です。歯ぐきの健康を保つことで、インプラントを支える骨の維持にもつながります。
 

④生活習慣の見直し

定期的に通うことで、歯科医師から食生活や歯磨きの仕方などの指導を受けられます。特に喫煙や食いしばりのある人には、改善策の提案がされる場合もあります。
 

⑤トラブルの早期発見

インプラントの緩みや上部構造(被せ物)の欠けなどは、自覚症状が出にくいこともあります。定期検診によって早めに見つければ、大きなトラブルに発展せず修理が可能です。
 
インプラントを長く使うためには、日常のケアとあわせて定期メンテナンスを欠かさず受けることが不可欠です。これは寿命を延ばす効果的な方法といえます。

 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療

 
福島市の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、『インプラント治療』を行っています。

部分入れ歯やブリッジは、歯の無くなった所を補うために、残りの健康な歯を削ったり、針金(バネ)をかける治療法です。削られたり、針金をかけられた歯には、何も負担が無い状態に比べて大きな負担がかかっているとも言われています。

このような負担をかけることなく、残りの歯を守りながら、歯が無くなった箇所を補える治療は、今のところインプラント治療しかないのです。

現在総入れ歯をお使いの方には『インプラントオーバーデンチャー(インプラント入れ歯)』のご提案も可能です。これは、顎骨に埋め込んだインプラントに、特殊なボタンの様なものを装着し、入れ歯を固定する方法です。入れ歯のメリットと、インプラントのメリットを組み合わせています。

インプラントについてお悩みのある方は、ぜひ福島市 福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。
 
▼インプラント治療の詳細はこちら

欠損治療

 

まとめ

インプラントの寿命は平均で10〜15年といわれていますが、個人差があります。
生活習慣や口腔ケアの仕方によって20年以上、30年以上と長期間使える場合もあります。

インプラントの寿命には、日常のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが非常に重要になります。
また喫煙等の生活習慣、全身の健康状態もインプラントの寿命には影響があります。

インプラントについてお悩みの方は福島市の歯医者、福島駅東口近くの奥州福島Premiumデンタルクリニックまでお問い合わせください。

 


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

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歯を失ってしまったとき、どのようにして噛む力や見た目を回復させるかは大切な課題です。現在の歯科治療には「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」という3つの代表的な方法があります。それぞれ構造や治療の流れ、使用感が異なるため、どの治療法が自分に合っているのか迷う方も多いでしょう。今回は、インプラント・ブリッジ・入れ歯の基本的な違いと、それぞれのメリットや注意点を整理して解説します。

 
 

1. インプラント・ブリッジ・入れ歯の基本的な違い

歯を失った場合の治療方法には大きく3つの選択肢があります。
構造や仕組みを理解することで、それぞれの違いを把握しやすくなります。
 

①インプラント

インプラントは、歯を失った部分のあごの骨に人工の歯根(チタン製)を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける方法です。
周囲の歯を削らずに済み、負担をかけないことがメリットです。
インプラントは噛む力が天然歯に近く、しっかりした噛み心地です。
ブリッジや入れ歯に比べてインプラントは噛む力が強いといわれます。
インプラントは審美性(見た目)もブリッジや義歯に比べて美しいです。
 

②ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削り、連結した人工歯を橋のようにかけて補う治療方法です。
取り外しの必要がなく固定式になります。
ブリッジの噛む力はインプラントよりは弱いですが、入れ歯よりは強いです。
固定式で違和感が少ないですが、両隣の歯を削らなくてはいけないことがデメリットです。
 

③入れ歯

入れ歯は、取り外し可能な人工の歯を用いる治療法です。
入れ歯の噛む力はかなり弱く、天然の歯の3割といわれます。
固定式ではないため、安定感に欠け、ものが食べにくい場合があります。
部分的に歯を補う部分入れ歯は、クラスプと呼ばれる金属のバネを歯が失われた部分の両隣にかけて固定しますので、インプラントやブリッジに比べて、入れ歯の見た目は劣ります。まったく歯が残っていない場合に用いる総入れ歯は慣れるまでに時間がかかる場合があります。

インプラント・ブリッジ・入れ歯はそれぞれ構造や適応条件が異なるため、理解して選ぶことが大切です。
 
 

2. インプラント・ブリッジ・入れ歯のそれぞれのメリットと注意点

 

インプラントのメリット

・人工歯根を顎骨に固定するので、噛む力が天然の歯に近く、硬い食べ物もしっかり噛めます
・自分の歯に近く、美しく自然な見た目にできる
・両隣の歯を削らずに治療できるので、他の歯へのダメージが少ない治療法
 

インプラントのデメリット

・手術が必要。最終的な上部補綴が入るまでに数か月かかることがあります。
・自由診療になり、骨量や健康状態によっては適応できない場合もあります。
 

ブリッジのメリット

・ブリッジは治療期間は比較的短く、数週間から数か月で装着できることが多いです。
・固定式のため取り外しの必要がなく、入れ歯よりは違和感は少ない。
 

ブリッジのデメリット

・両隣の歯を大きく削る必要があり、ブリッジの支えとなる歯に大きな負担がかかります。
・長期的にみると、ブリッジの支えとなる歯の寿命が短くなってしまう可能性が高いです。
・ブリッジは歯間部分の清掃が難しく、道具を工夫する必要があります。
 

入れ歯のメリット

・歯が複数本失われた場合や全ての歯を失った場合でも利用可能です。
 

入れ歯のデメリット

・入れ歯の噛む力は弱く、天然歯の約3割しかありません。
・食事内容に制限が出ることもあります。
・取り外しが必要
・違和感が大きい
・定期的な入れ歯の調整は必要。また作り直しが必要になるケースもあります。
 
 

3. 自分に合った治療法を選ぶためのポイント

インプラント・ブリッジ・入れ歯には、それぞれ特徴と注意点があります。
自分に合った治療法を選ぶ際に押さえておきたいポイントを整理します。

例えば、人前で話す機会が多い方は見た目の自然さが求められるため、天然歯と変わらない美しさのインプラント、もしくは固定式であるブリッジを希望されることが多いです。

一時的な利便性だけでなく、10年後、20年後にどうなるかを見据えることが大切です。
ブリッジや入れ歯のほうが治療期間は短いですが、インプラントは長期的に安定して使用できる可能性が高いといわれております。

長期的な歯の健康や生活の質を考慮して選ぶことが求められます。
 

インプラント

インプラントは天然歯とほぼ変わらない機能性や見た目をもち、違和感なく食事や会話を楽しむことができます。

治療期間は入れ歯やブリッジよりは長くなりますが、正しいメンテナンスを行えば治療後の寿命は長いといわれております。インプラントは適切なケアを行えば、数十年使用しているケースも多いです。

入れ歯やブリッジを何回か作りなおす費用や治療時間を考えると、インプラントは生涯での長期的観点からはコストパフォーマンスの良い治療と言われています。

 

【インプラントおすすめの方】

・ブリッジのように両隣の健康な歯を削りたくない方
・入れ歯の着脱を避けたい方
・他の歯に負担をかけたくない治療法
・美しい見た目(天然歯と変わらない見た目)を希望する方
・しっかり噛みたい方
 

【インプラントおすすめできない方】

・定期的な通院が困難な方
・外科手術できない方
・保険診療内で治療希望の方
 

ブリッジ

ブリッジは歯を失った部分の両隣の歯に歯が無くなった部分を支えるように橋のように連結した被せものを装着します。
審美性、機能性、寿命においてインプラントよりは劣りますが、取り外しするタイプの入れ歯よりは優れています。
 

【ブリッジおすすめの方】

・入れ歯の着脱を避けたい方
・外科手術を避けたい方
・短期間で治療したい方
 

【ブリッジおすすめできない方】

・支台となる歯を削りたくない方
・歯に負担をかけたくない方
 

入れ歯

人工の歯を用いた取り外すタイプの装置です。

【入れ歯おすすめの方】

・外科手術を避けたい方
 

【入れ歯おすすめできない方】

・しっかりものを嚙みたい方
・毎日の入れ歯の取り外しや清掃ができない方

 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療

 
福島市の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、『インプラント治療』を行っています。

部分入れ歯やブリッジは、歯の無くなった所を補うために、残りの健康な歯を削ったり、針金(バネ)をかける治療法です。削られたり、針金をかけられた歯には、何も負担が無い状態に比べて大きな負担がかかっているとも言われています。

このような負担をかけることなく、残りの歯を守りながら、歯が無くなった部分を補える治療は、今のところインプラント治療しかないのです。

現在総入れ歯をお使いの方には『インプラントオーバーデンチャー(インプラント入れ歯)』のご提案も可能です。これは、顎骨に埋め込んだインプラントに、特殊なボタンの様なものを装着し、入れ歯を固定する方法です。入れ歯のメリットと、インプラントのメリットを組み合わせています。

インプラントについてお悩みのある方は、ぜひ福島市 福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。
 
▼インプラント治療の詳細はこちら

欠損治療

 

まとめ

インプラント・ブリッジ・入れ歯は、それぞれ構造や特徴、メリット・デメリットが異なります。
噛む力や見た目も全く違います。

一時的な安さや利便性だけでなく、10年後、20年後にどうなるかを見据えることが大切です。
ブリッジや入れ歯のほうが治療期間は短いですが、インプラントは長期的に安定して使用できる可能性が高いといわれております。
長期的な歯の健康や生活の質を考慮して選ぶことが求められます。
大切なのは、ご自身の口の状態や生活スタイル、将来のことも含めて総合的に判断することです。
福島市周辺でインプラント・ブリッジ・入れ歯についてお悩みの方は、福島駅東口近くの歯医者「奥州福島Premiumデンタルクリニック」までお問い合わせください。

 


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

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歯を磨いているときや、何気なく食べ物を噛んだ瞬間に「歯の根元がズキンと痛む」経験はありませんか?突然の痛みは不安になるものです。歯の根元が痛む原因にはさまざまなものがありますが、放置すると痛みが悪化し、最終的に根管治療が必要になるケースも少なくありません。痛みのサインを見逃さず、早めの対処が重要です。今回は、歯の根元が急に痛む主な原因や、根管治療が必要かどうかの判断基準、そして応急処置として自分でできる対処法について解説します。

 
 

1. 歯の根元が痛いのはなぜ?考えられる主な原因

歯の根元に痛みを感じるときは、歯や周囲の組織に何らかのトラブルが起きているサインです。以下に、考えられる主な原因を整理して紹介します。
 

①むし歯が進行して神経に達している

むし歯が歯の内部まで進行すると、歯の神経(歯髄)に炎症が起きて激しい痛みを引き起こします。この段階になると、歯の根元にズキズキとした痛みを感じることがあります。
 

➁歯周病による炎症

歯ぐきの炎症が進み、歯を支える組織にまで感染が広がると、歯の根元に痛みを伴うことがあります。歯ぐきが腫れていたり、出血が見られる場合は、歯周病の可能性が高いです。
 

➂歯の根の先に膿が溜まっている(根尖病変)

過去に治療した歯でも、根の先に膿が溜まることがあります。これが神経を圧迫すると、噛んだときや押したときに強い痛みが生じます。
 

④歯のひび割れや破折

歯に細かいヒビが入っていたり、根が割れている場合にも痛みを感じることがあります。目に見えにくいため気付きにくいですが、痛みが続く場合は要注意です。
 

⑤歯ぎしりやくいしばりによる負担

強い力で歯に圧力をかけ続けることで、歯の根元に負担がかかり痛みを生じることがあります。自覚症状がないケースもあるため、歯科医師の診察が必要です。
 
歯の根元の痛みは、むし歯や歯周病、神経の炎症など、さまざまな原因で起こる可能性があります。原因によって必要な治療の内容も大きく変わるため、まずは痛みの元がどこにあるのかを見極めることが、適切な対処につながります。
 
 

2. 根管治療が必要なケースも?痛みへの対処法と歯科受診の目安

突然歯の根元が痛くなった場合、すぐに歯医者に行けないこともあります。そんなときに備えて、応急的にできる対処法と、歯科受診が必要なタイミングを確認しておきましょう。

 

①痛む箇所を冷やす

歯ぐきや頬の外側を冷やすことで、炎症による腫れや痛みを一時的に和らげることができます。ただし、冷やしすぎると逆効果になることもあるため、保冷剤はタオルで包んで短時間の使用にとどめましょう。
 

➁痛み止めの薬を服用する

市販の鎮痛剤(例:アセトアミノフェン、イブプロフェンなど)を用いることで痛みを軽減できます。ただし、薬の服用は一時しのぎであり、根本的な解決にはなりません。
 

➂患部を清潔に保つ

うがいや丁寧な歯磨きで口の中を清潔に保つことで、細菌の繁殖を防ぎ、症状の悪化を防げます。痛みがある部分には強い刺激を与えず、やさしく清掃しましょう。
 

④激しい運動や飲酒を避ける

血流が増えることで痛みが強くなる場合があります。運動や入浴、飲酒は控えめにしましょう。
 

⑤温めるのは避ける

お風呂やカイロで温めると、炎症が悪化して痛みが増すことがあります。痛みがあるときは冷やすことを基本としましょう。
 
自分自身で応急的な対処を行っても痛みや違和感が続く場合、自分で治そうとせず、できるだけ早めに歯医者を受診することが大切です。どんな些細な変化でも、「おかしいな」と感じたときが、歯医者に相談すべきタイミングです。
 
 

3. 根管治療が必要かどうかの判断基準

歯の根元が痛いときに「根管治療」が必要かどうかの判断は、歯科医師の診断に基づいて行われます。根管治療とは、歯の内部にある神経を取り除き、根の中をきれいに洗浄・消毒する治療法です。以下のような症状が見られる場合は、根管治療の対象になることがあります。

 

①冷たいものや熱いものがしみる状態が長く続く

一時的なしみではなく、数分以上しみた感覚が続く場合は神経の炎症が疑われます。神経が生きていてもダメージを受けている状態です。
 

➁ズキズキとした強い痛みがある

何もしていなくても痛みが続く場合、歯髄炎が進行している可能性があります。特に夜間に痛みが強くなるのが特徴です。
 

➂歯ぐきに膿やできものがある

根の先に膿が溜まり、歯ぐきにニキビのようなできもの(フィステル)ができることがあります。これは細菌感染による炎症のサインです。
 

④噛むと強く痛む

噛んだときにズキッとする痛みがある場合、根の周囲に炎症が広がっている可能性があります。噛むたびに痛むようなら根管治療が検討されます。
 

⑤過去に治療した歯が再び痛み出した

以前にむし歯治療をした歯の根元に痛みがある場合、再感染や治療の不完全さが原因となっていることがあります。
 
歯の神経は再生しないため、一度損傷すると自然に治ることはありません。根管治療は歯を残すための最後の手段ともいえる治療です。

 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックの根管治療

 
福島市・福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、歯を残すことに特化した根管治療を提供しています。マイクロスコープを用いた精密治療で患者さんの大切な歯を守ります。

歯を残すためには今ある歯を正しく診査・診断した上で治療方針を決定する必要があります。そのためには治療前にレントゲン・CT撮影や口腔内の温痛、冷通、打診痛などの検査、患者さんご自身からのヒアリングなど診査・診断を丁寧に行います。その結果を元に患者さんの生涯のお口の健康を考えた治療法を提案いたします。

また、根管治療を成功に導くためには歯と歯周組織に細菌感染が再び起こらない環境で治療を行う必要があります。そのために器具は滅菌済みや使い捨て(新品)を使用し、ラバーダムという特殊なゴムで唾液による細菌感染を防ぐなど「無菌的環境下」で治療を行うことも大切です。

「かかりつけの歯科医院で抜歯が必要と言われた」「歯の根の治療(根管治療)を何回も繰り返している」「治療後に歯や歯茎にずっと違和感がある」など、自分のお口に不安がある方は是非一度奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。

 
▼詳細はこちらのページから

歯髄回復治療

抗菌性根充法

 

まとめ

歯の根元が痛いと感じたとき、それはむし歯や歯周病、歯の根のトラブルなど、さまざまな問題のサインかもしれません。放置せず、症状があるうちに歯医者の診察を受けることで、必要に応じて根管治療を行い、歯を残すことが可能です。応急処置として自分でできる方法もありますが、痛みが続く場合は早めの受診をおすすめします。

福島市・福島駅東口周辺で歯の根元の痛みにお悩みの方は奥州福島Premiumデンタルクリニックデンタルクリニックまでお問い合わせください。

 

 



監修

奥州福島Premiumデンタルクリニック
TOKU根管治療専門室 鈴木篤太郎



福島プレミアム

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インプラント手術を受けたあと、「抜糸はいつするのか?」「何に気をつければいいのか?」と不安に感じる方は少なくありません。抜糸のタイミングを誤ると、インプラントの安定や治癒に影響が出る場合もあります。一方で、適切な時期に抜糸を行い、経過観察をしっかりと続ければ、トラブルを軽減できる可能性があります。今回は、インプラント手術後の抜糸のタイミングや、抜糸までの期間に気をつけるポイント、さらに抜糸後に注意しておくべきことについて解説します。

 
 

1. インプラント手術後の抜糸はいつ行う?

インプラント手術では、歯ぐきを切開してインプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋め込み、縫合して傷口を閉じます。この際に使用される糸は、基本的に手術後に歯医者で抜糸する必要があります。一般的には、術後7日〜10日程度で抜糸を行うのが目安とされています。
 

①一般的な抜糸の目安

抜糸のタイミングは「○日目に必ず」という決まりがあるわけではありません。歯ぐきの治り方には個人差があり、術式や体質、年齢、生活習慣によっても回復のスピードは変わります。そのため、多くの場合は手術後1週間から10日ほどの間で、歯科医師が傷口の状態を確認しながら判断します。
 

➁早すぎる・遅すぎる抜糸のリスク

傷の治りが不十分なうちに抜糸してしまうと、再び傷口が開いてしまうおそれがあります。一方で、抜糸が遅すぎると、糸が歯ぐきに食い込んで炎症や感染、腫れの原因になることもあります。糸が強く締まったまま残ることで、局所的に血流が悪くなり、治癒の妨げになる可能性もあるため注意が必要です。
 

➂医師の指示に従うのがもっとも重要

インプラント手術後の抜糸時期は、自己判断せず、歯科医師の指示に従うことがもっとも重要です。抜糸の予約日が決まっている場合は、忘れずに来院し、キャンセルする場合は必ず再予約を取りましょう。抜糸はインプラント治療の経過を支える大切な工程のひとつです。
 
抜糸のタイミングは治療の経過を左右する重要なポイントです。不安な点がある場合は、自己判断せず、必ず歯科医師に相談しましょう。
 
 

2. インプラント手術から抜糸までの期間に気をつけること

抜糸までの間は、インプラント手術後の傷口が落ち着いてくる大切な時期です。この期間に無理な行動や間違ったケアをしてしまうと、傷の治りが遅くなったり、感染や痛みを引き起こしたりするおそれがあります。以下では、抜糸までの期間に特に注意したいポイントを整理します。

 

①頻繁にうがいすることは控える

術後はお口の中を清潔に保ちたいという思いから、頻繁にうがいをする方もいますが、強いうがいは傷口のかさぶたをはがし、再出血を招くことがあります。術後2〜3日は水を軽く含んで、優しく吐き出す程度にとどめておきましょう。
 

➁喫煙・飲酒は控える

喫煙は血流を悪化させ、傷の治りを遅らせる代表的な要因です。また、飲酒も血行を促進することで腫れや出血につながる可能性があります。抜糸が終わるまでの間は禁煙・禁酒を心がけましょう。
 

➂食事内容に配慮する

術後数日間は、傷口への刺激を避けるためにやわらかく、常温または冷たい食べ物を中心に摂るようにしましょう。硬いものや熱いもの、香辛料の多い食事は避け、患部側で噛むのも控えるのが望ましいです。

 

④縫合部分に触れない

舌や指で縫った部分を気にして触ってしまうことは、細菌の侵入や糸がゆるむことがあります。気になっても、自然に治るまでなるべく触れないように意識することが大切です。
 

➄薬は指示通りに服用する

処方された抗生物質や痛み止めは、歯科医師の指示に従って服用しましょう。自己判断でやめたり、飲み忘れたりすることで、感染リスクが高まる場合があります。
 
このように、抜糸までの数日は治療結果に大きく関わる大切な期間です。少しの気配りと注意で、術後の回復がサポートしやすくなるとされています。
 
 

3. インプラント手術後の抜糸後の注意点

抜糸が終わると、治療の一区切りがついたように感じるかもしれませんが、まだ完全に治癒したわけではありません。抜糸後も適切なケアを行わないと、感染や痛みが再び生じることがあります。以下に、抜糸後に意識しておきたい注意点をまとめます。

 

①抜糸後も患部の清潔を保つ

糸が取れたあとの歯ぐきは、まだデリケートな状態です。歯ブラシはやわらかめのものを使い、患部を避けながら丁寧に磨くようにしましょう。洗口液が処方されている場合は、用法に従って使用することで感染予防に役立つことがあります。
 

➁激しい運動運動・長風呂は控える

抜糸直後に体を激しく動かしたり、長風呂に入ったりすると、再び出血したり、腫れが強くなることがあります。抜糸当日から数日は安静に過ごして下さい。
 

➂違和感や出血がある場合は早めに相談を

抜糸後に強い痛み、腫れ、出血、違和感などが続く場合は、何らかのトラブルが生じている可能性があるため、速やかに歯科医院を受診しましょう。
 

④インプラント部分の安定には時間がかかる

抜糸が終わっても、インプラントが骨としっかり結合するまでには数か月の治癒期間が必要です。この間は、強く噛みしめないよう意識することも大切です。
 

➄定期的な通院と検査を欠かさない

インプラント治療では、抜糸後も定期的なチェックが必要です。歯ぐきの状態、インプラント体の安定性、清掃状況などを継続的に確認することで、長期的に良好な状態を保ちやすくなります。
 
抜糸はひとつの節目ではありますが、それ以降の過ごし方によって治療の経過が変わることがあります。術後も気を緩めず、丁寧なケアと通院を続けることが大切です。

 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療

 
福島市の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、『インプラント治療』を行っています。

部分入れ歯やブリッジは、歯の無くなった所を補うために、残りの健康な歯を削ったり、針金(バネ)をかける治療法です。削られたり、針金をかけられた歯には、何も負担が無い状態に比べて大きな負担がかかっているとも言われています。

このような負担をかけることなく、残りの歯を守りながら、歯が無くなった箇所を補える治療は、今のところインプラント治療しかないのです。

現在総入れ歯をお使いの方には『インプラントオーバーデンチャー(インプラント入れ歯)』のご提案も可能です。これは、顎骨に埋め込んだインプラントに、特殊なボタンの様なものを装着し、入れ歯を固定する方法です。入れ歯のメリットと、インプラントのメリットを組み合わせています。

インプラントについてお悩みのある方は、ぜひ福島市 福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。
 
▼インプラント治療の詳細はこちら

欠損治療

 

まとめ

インプラント手術後の抜糸は、一般的に術後7~10日が目安とされますが、傷の治り具合や体調によって前後するため、歯科医師が状態を確認しながら判断します。抜糸までの期間とその後の過ごし方によって、インプラント経過に影響が出ることがあります。決められた注意点を守り、定期的なチェックも欠かさず行いましょう。

福島駅東口周辺でインプラント手術後の抜糸やケアについて不安がある方は、奥州福島Premiumデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。

 


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

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1. 歯茎の違和感はなぜ起こる?ホワイトニング後の痛みの原因

2. ホワイトニング治療後に痛みが出た場合の判断ポイント

3. 自宅でできるホワイトニング治療後の対処法

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのホワイトニング

まとめ

 
ホワイトニング後に「歯茎がヒリヒリする」「しみるような感覚がある」と感じたことはありませんか?歯を白くする処置は、口元の印象を明るくする一方で、施術後に歯茎に刺激を感じることがあります。こうした症状は一時的なケースが多いです。今回は、ホワイトニング治療後に歯茎にしみたり痛んだりする原因と、その対処法について解説します。
 
 

1. 歯茎の違和感はなぜ起こる?ホワイトニング後の痛みの原因

 
ホワイトニングの施術後、歯茎にピリピリした刺激やしみるような感覚が現れることがあります。
 

①薬剤が歯茎に触れて刺激になる

ホワイトニング薬剤が施術中に歯茎に触れると、一時的に刺激を感じる場合があります。特に歯茎が薄い部分では、敏感に反応しやすい傾向があります。
 

②歯茎の後退による象牙質の露出

加齢や歯周病の影響で歯茎が下がっていると、歯の根元にある象牙質(歯の内側にあるやや柔らかい組織)が露出している場合があります。この象牙質は刺激に敏感で、ホワイトニング薬剤が触れることでしみるような感覚を引き起こすことがあります。
 

③歯茎に傷がある状態で施術を受けた場合

強いブラッシングや硬い歯ブラシの使用などにより、歯茎に小さな傷ができていることがあります。こうした傷に薬剤が接触すると、通常よりも痛みや違和感を感じやすくなります。
 

④体調やストレスによる粘膜の過敏反応

疲れやストレス、体調不良などにより、口腔内の粘膜が一時的に過敏になることがあります。その結果、通常なら問題ない程度の刺激でも強く反応するケースがあります。
 
こうした症状は、多くの場合は一時的なもので、数日以内に自然におさまる傾向があります。ただし、痛みやしみる感覚が長引いたり、歯医者へ相談することをおすすめします。
 
 

2. ホワイトニング治療後に痛みが出た場合の判断ポイント

 
ホワイトニング後に歯茎の痛みが出た際、「このまま様子を見ても問題ないのか」「歯医者に相談すべきか」と迷う方もいるかもしれません。症状の程度や経過を正しく見極めるために、以下のような判断ポイントを参考にしてみましょう。
 

①痛みが24〜48時間以内に軽減しているか

ホワイトニング薬剤による刺激は、多くの場合、一時的なものであり、施術後1〜2日以内に徐々に和らぐ傾向があります。時間の経過とともに痛みが軽減しているようであれば、経過観察で問題ないケースが一般的です。
 

②歯茎の痛みや腫れ、変色が長引く場合

薬剤が歯茎に付着した場合、表面が白っぽく変化することがあります。これは薬剤の刺激によるものと考えられますが、強い痛みを伴う場合や腫れやただれ、変色が長引く場合は、歯医者での診察をおすすめします。
 

③痛みが強く、日常生活に支障をきたしていないか

食事や会話に支障を感じるほど強い痛みがある場合や、市販の鎮痛薬を使用しても改善がみられない場合は、速やかに歯医者へ相談しましょう。
 

④歯茎の腫れや出血が見られるか

ホワイトニング後に歯茎が腫れたり出血することは、通常はあまり見られません。こうした症状が出ている場合は、炎症や別の疾患の可能性があるため、専門的な診察を受けることが望ましいです。
 
痛みの度合いや続く期間などを観察し、必要に応じて適切に対処することが重要です。
症状を長引かせないためにも、早めの対応を心がけましょう。
 
 

3. 自宅でできるホワイトニング治療後の対処法

 
自宅でのホワイトニング後は歯が着色しやすく敏感な状態になるため、ホワイトニング後24~48時間は着色しやすい食品や酸性の飲食物、喫煙は避けましょう。
ホワイトニング治療後に歯茎の痛みや違和感が出る場合、多くは一時的なもので、数日以内に自然におさまることが一般的です。ただし、症状を軽減するためには、自宅での過ごし方やケアも重要になります。
 

①刺激の少ない食事を心がける

辛いもの、熱すぎる飲み物、酸味の強い食品などは、歯茎への刺激になる可能性があります。施術後2〜3日は常温〜やや冷たい飲み物や、柔らかくて噛みやすい食事を選ぶと、負担の軽減につながることがあります。
 

②患部に強く触れないよう意識する

痛みや違和感があると、つい舌や指で触れてしまいがちですが、過剰な刺激は回復を妨げることがあります。歯磨きの際も、強くこすらずやさしくブラッシングすることを意識しましょう。
 

③研磨剤不使用の低刺激タイプの歯磨き粉を使用する

ホワイトニング用や研磨剤入りの歯磨き粉の使用を一時的に控えることで歯茎への刺激を軽減できます。無添加・低刺激タイプの歯磨き粉や知覚過敏用の歯磨き粉を選ぶことで、歯茎への刺激を抑えることができます。
 

④口腔内の保湿を意識する

乾燥した環境や口呼吸によって口腔内が乾くと、歯茎の不快感が増す場合があります。水分をこまめにとるほか、加湿器の活用など、口内の潤いを保つ工夫をしましょう。
 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのホワイトニング

 
福島市 福島駅近くの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックでは3種類のホワイトニング施術をご提供しています。
日々の生活で口元の印象にお悩みの方や、結婚式など大切なイベントで写真撮影を控えた方で歯を白くしたい方に寄り添います。
奥州福島Premiumデンタルクリニックでは、丁寧なカウンセリングと最適な提案を心がけており、幅広い場面で輝く笑顔をサポートします。
 

≪オフィスホワイトニング≫

オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師や歯科衛生士という国家資格を持ったプロが口腔内を確認しながら施術を行うホワイトニング治療のことを指します。専用ホワイトニング薬剤を歯に塗布し、さらに光を照射することで歯の色を白くすることができます。オフィスホワイトニングでは医療機関でしか扱えない高濃度かつ漂白効果の高い専用のホワイトニング剤を用いて行うため、自宅で行うホワイトニングよりも速やかに効果を実感しやすいのが特徴です。ただし、オフィスホワイトニングでは薬剤を歯に塗布する際に奥歯は粘膜に薬剤がつくので、奥歯のホワイトニングは難しくなります。

 

≪ホームホワイトニング≫

ご自身のお口の型に合わせた マウスピースを用いて自宅で行うホワイトニング治療のことを指します。まずは歯科医院にて歯型を取り、あなたに合う専用のマウスピースを作成します。その後、歯科医院より処方されたホワイトニング薬剤とあなた専用のマウスピースをお渡しします。マウスピースの内側に適量のをホワイトニング薬剤を塗布し、一定の期間(通常は数週間)、患者さん自身が定期的にマウスピースを装着します。
ホームホワイトニングは自分の好きな場所や時間でホワイトニング可能です。そのため、オフィスホワイトニングより歯科医院に通院する頻度は少なくて済みます。ホームホワイトニングは徐々に歯の色を白くするので、自然な仕上がりが特徴です。
 

≪デュアルホワイトニング≫

デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせたホワイトニング治療のことを指します。
デュアルホワイトニングの特徴は2つのホワイトニング法を組み合わせることで、速やかに効果が現れるとともに自然で持続的なホワイトニング効果が得られます。歯の表面だけではなく、内部まで白くすることが可能となり、さらに美しく白い歯を手に入れることが期待できます。
 
福島市 福島駅近くの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックでは、患者さん一人一人のニーズに合わせたオーダーメイドのホワイトニングプランをご提案します。
 

まとめ

ホワイトニング治療後に歯茎が痛む場合、その多くは薬剤による一時的な刺激や、歯茎の状態が影響していると考えられます。ただし、痛みが強く続く場合や、腫れ・出血を伴うようなケースでは、別の原因が関係している可能性もあるため、早めに歯医者で相談することが大切です。治療前後の注意点や自宅でのケア方法をあらかじめ知っておくことで、トラブルの予防や早期対応につながります。

福島市・福島駅周辺でホワイトニング後の歯茎の違和感や痛みについてご不安がある方は、まずは奥州福島Premiumデンタルクリニックまでご相談ください。


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

▼目次

歯を白くしたいと思ったとき、多くの方が「ホワイトニング」に興味を持つのではないでしょうか。しかし同時に、「痛みがあるって聞いたけど、本当?」「自分も痛くなるのでは…」と不安になることもあるでしょう。実際に、ホワイトニング後にしみるような痛みを経験する方は少なくありません。
しかし、この痛みには原因があり、事前に適切な対策を講じることで、痛みの予防や軽減に役立つことがあります。今回は、ホワイトニングで痛みが起こる理由、施術前にチェックしておくべきポイント、痛みをやわらげる方法とアフターケアまでを解説します。

 

1. ホワイトニングで痛みが出るときの理由とは

ホワイトニングによる「痛み」とは、むし歯のようなズキズキした痛みではなく、冷たいものがしみるような一時的な知覚過敏のことを指します。なぜこのような症状が起きるのか、主な原因を以下に整理します。
 

①歯の表面にひび割れがある

歯ぎしりや食いしばりがにより、歯の表面のエナメル質が割れていると、ホワイトニング薬剤がその隙間から入り込みやすくなり、しみることがあります。
 

②もともと知覚過敏の傾向がある

もともと冷たいものがしみやすい方は、ホワイトニングの薬剤によってさらに敏感になることがあります。特に歯根が露出していたり、エナメル質が薄くなっている歯は、ホワイトニング薬剤の刺激を受けやすくなる傾向があります。
 

③ホワイトニングの薬剤による刺激

ホワイトニングでは、歯を漂白するために「過酸化水素」や「過酸化尿素」といった薬剤を使用します。これらが表面層(エナメル質)を通り抜け、その内側にある中間層(象牙質)にまで作用することで、一時的に神経が刺激され、しみるような痛みが出ることがあります。
 

➃虫歯や歯周病がある

虫歯や歯周病がある場合には基本的には治療してからホワイトニングすることが望ましいです。
虫歯が進行していると歯のエナメル質に穴があいているため、ホワイトニング薬剤が染みることがあります。
また歯周病が進行すると歯茎が下がって歯の根元が露出するため薬剤がしみてピリピリとした痛みを感じることがあります。

これらの痛みは一時的なもので、通常は数時間〜数日で自然におさまることが多いですが、不安な場合は早めに歯科医師へ相談することが大切です。

 
 

2. 痛みが出やすい人の3つの特徴と注意点

ホワイトニングで痛みが出やすい人、痛みが出にくい人がいます。
次の特徴を持つ人は痛みを感じやすくなる傾向がありますので事前に注意しましょう。

 

①もともと知覚過敏の症状がある

冷たいものや風で歯がしみる方は、ホワイトニングでも刺激を感じやすくなります。
 

➁エナメル質が薄い

歯ぎしりや強いブラッシングで歯の表面がすり減っているホワイトニング剤の刺激でしみる可能性があります。
 

➂虫歯があったり、詰め物と歯の間に隙間がある

虫歯により、エナメル質が溶けていると痛みの原因となることがあります。また詰め物と歯との隙間がある場合もホワイトニング剤によって痛みが発生することがあります。
 

④歯周病がある

歯周病が進行していると歯根が露出しやすくなり、ホワイトニング剤でしみることがあります。

<注意点>
ホワイトニング前には歯医者でむし歯や歯周病の有無、歯の状態を確認してもらいましょう。ホワイトニング薬剤の低い濃度から開始して慣れていくなど、自分に合った方法を選びましょう。
 
 

3. ホワイトニング後に痛みをやわらげる具体的な対処法

ホワイトニング後に痛みが出た場合のケア方法を紹介します。
 

①冷たい・熱い飲食物を避ける

ホワイトニング後は歯が敏感な状態のため、施術後24〜48時間は、冷たい飲食物(アイス、冷たい炭酸飲料)や熱い飲食物、刺激物(レモン、酢、柑橘系)を控えるようにしましょう。
 

②知覚過敏用の歯磨き粉を使う

知覚過敏用の歯磨き粉は、ホワイトニング後の痛みが軽減されることがあります。
 

➂市販の痛め止めを服用する

一時的に強い痛みがある場合は、市販の鎮痛薬を使う方法もあります。痛みが続く場合は自己判断せず、歯医者を受診しましょう。

ホワイトニングは継続的なケアが大切です。
痛みを放置せず、歯科医師と相談しながら無理なく進めていきましょう。

 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのホワイトニング

福島市 福島駅近くの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックでは3種類のホワイトニング施術をご提供しています。
日々の生活で口元の印象にお悩みの方や、結婚式など大切なイベントで写真撮影を控えた方で歯を白くしたい方に寄り添います。
奥州福島Premiumデンタルクリニックでは、丁寧なカウンセリングと最適な提案を心がけており、幅広い場面で輝く笑顔をサポートします。
 

≪オフィスホワイトニング≫

オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師や歯科衛生士という国家資格を持ったプロが口腔内を確認しながら施術を行うホワイトニング治療のことを指します。専用ホワイトニング薬剤を歯に塗布し、さらに光を照射することで歯の色を白くすることができます。オフィスホワイトニングでは医療機関でしか扱えない高濃度かつ漂白効果の高い専用のホワイトニング剤を用いて行うため、自宅で行うホワイトニングよりも速やかに効果を実感しやすいのが特徴です。ただし、オフィスホワイトニングでは薬剤を歯に塗布する際に奥歯は粘膜に薬剤がつくので、奥歯のホワイトニングは難しくなります。
 

≪ホームホワイトニング≫

ご自身のお口の型に合わせた マウスピースを用いて自宅で行うホワイトニング治療のことを指します。まずは歯科医院にて歯型を取り、あなたに合う専用のマウスピースを作成します。その後、歯科医院より処方されたホワイトニング薬剤とあなた専用のマウスピースをお渡しします。マウスピースの内側に適量のをホワイトニング薬剤を塗布し、一定の期間(通常は数週間)、患者さん自身が定期的にマウスピースを装着します。
ホームホワイトニングは自分の好きな場所や時間でホワイトニング可能です。そのため、オフィスホワイトニングより歯科医院に通院する頻度は少なくて済みます。ホームホワイトニングは徐々に歯の色を白くするので、自然な仕上がりが特徴です。
 

≪デュアルホワイトニング≫

デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせたホワイトニング治療のことを指します。
デュアルホワイトニングの特徴は2つのホワイトニング法を組み合わせることで、速やかに効果が現れるとともに自然で持続的なホワイトニング効果が得られます。歯の表面だけではなく、内部まで白くすることが可能となり、さらに美しく白い歯を手に入れることが期待できます。

福島市 福島駅近くの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックでは、患者さん一人一人のニーズに合わせたオーダーメイドのホワイトニングプランをご提案します。

▼ホワイトニングの詳細はこちら

ホワイトニング

 
 

まとめ

ホワイトニングによる痛みは、主に一時的な痛みになります。薬剤の刺激や歯の状態によっては、しみる・ピリピリする感覚が出ることもありますが、事前にお口の状態をチェックし、確認をしておくことで、痛みの予防や軽減に役立つことがあります。
また、知覚過敏用の歯磨き粉や食事内容の工夫、薬剤の使い方の見直しなど、ちょっとした対処を行うことで、無理なくホワイトニングを続けることができるでしょう。

福島市、福島駅東口周辺でホワイトニングの痛みや施術についてお悩みの方は、奥州福島Premiumデンタルクリニックまでお問い合わせください。

 


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

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食事中に歯がズキッと痛んだり、冷たい飲み物がしみたりする場合、それは「歯の根(歯根)」にひびが入っているサインかもしれません。歯根のひび割れは、初期の段階では症状に気づきにくいことが多いものの、進行すると痛みや腫れが生じることがあります。さらに、ひびが深く広がると、抜歯が必要となるケースもあります。
今回は、歯の根にひびが入った際の初期症状や、根管治療による保存が可能なケース・そうでないケースの違いについて、わかりやすく整理してご紹介します。

 
 

1. 歯の根のひびは治せない?初期症状と見分け方

 
歯の根(歯根)にひびが入ると、ひびが浅くても症状が現れることがあります。しかし、自覚しにくいため、気づかずに放置されてしまうケースも少なくありません。進行すると痛みや腫れなどの症状が強くなり、治療が複雑になることもあります。以下のような初期症状に心当たりがある場合は、早めの受診が推奨されます。

 

①噛んだときの鋭い痛み

食事中に特定の歯で噛んだ際に一瞬ズキッと痛むような感覚がある場合、ひび割れに圧力がかかっている可能性があります。

➁冷たい・熱いものでしみる

歯の神経が刺激を受けることで、温度変化によってしみるような違和感を覚えることがあります。むし歯がないのにしみる場合は、歯の内部にひびが生じている可能性があります。

➂歯ぐきの腫れや膿の出口ができる

歯根のひびから細菌が侵入し、炎症を起こすと、歯ぐきに小さな膨らみができることがあります。これは「フィステル(歯ぐきにできる膿の出口)」と呼ばれ、慢性炎症があるサインです。

④歯が浮いたような違和感

炎症が強くなると、歯が浮いているような感覚や噛み合わせの違和感を感じることがあります。

⑤見た目に異常がなくても違和感が続く

外見では異常が見られないにもかかわらず、痛みや違和感が続く場合は、歯の内部でひびが進行している可能性があります。

これらの症状に気づいた際には、できるだけ早く歯医者での診察を受けることで、症状の悪化を防げる可能性があります。

 
 

2. 根管治療で対応が検討されるケースと治療法

 
歯の根にひびがあっても、必ずしも抜歯になるとは限りません。ひびの深さや位置、進行の程度によっては、根管治療(歯の神経を除去し、内部を清掃・密封する処置)により、歯の保存が検討できるケースもあります。以下に、根管治療で対応可能とされることがあるケースをご紹介します。

①ひびが浅く、歯ぐきの上で止まっている

ひびが歯冠部や歯ぐきの上にとどまっているような場合は、根管治療と補綴処置(クラウンなど)により、機能回復が図られることがあります。

➁歯の根の上部に限定されたひび

ひびが歯根の上の方にとどまり、根の先端(根尖)まで及んでいないケースでは、内部の感染を取り除くことで症状の改善が期待されます。炎症が軽度であれば、治療後に日常的な使用に耐える状態に回復できることもあります。

➂痛みはあるが、膿や歯の動揺が見られない

痛みがあるものの、歯ぐきに膿の出口がない、歯がぐらつかないといった状態であれば、根管治療による保存処置が検討されることがあります。内部の炎症を抑えることが治療のポイントとなります。

④精密検査でひびの範囲が明確に把握できる

マイクロスコープ(拡大鏡)や歯科用CTなどの機器を用いることで、ひびの深さや位置がより正確に確認でき、治療計画が立てやすくなります。視診では見つけにくい微細なひびも、こうした装置で把握されることがあります。

⑤歯の構造が補綴処置で補強可能な状態である

歯の残存量が十分であれば、クラウンなどの補綴処置によって咬む力の負担を分散する設計をおこない、歯の機能を維持できるケースもあります。

このように、歯の根のひびも早い段階で適切に対応すれば、歯の機能を維持できる可能性があります。状態に合った方法を見極めることが大切です。

 

3. 根管治療が難しいとされるケースと治療の選択肢

歯の根(歯根)に入ったひびは、すべてが根管治療で対応できるわけではありません。ひびの深さや炎症の進行状況によっては、根管治療による保存が難しく、抜歯などの他の処置が検討されることもあります。ここでは、根管治療が困難と判断されやすいケースと、その際に選択される治療法についてご紹介します。
 

①痛みや腫れが繰り返される場合

ひびが歯根の深部にまで達していると、治療後に痛みや腫れといった症状が続くことがあります。これは、感染や炎症が根の先端にまで及んでいる可能性があるためです。そのような場合、根管治療による保存が難しいと判断されることもあり、他の治療方法の検討が必要になるケースもあります。

➁歯ぐきに膿の出口(フィステル)がある

歯根部から感染が拡がり、歯ぐきに排膿のための出口ができる場合は、炎症が長期にわたって続いている可能性があり、歯の保存について慎重な判断が求められます。

➂歯の根が縦に割れている「垂直破折」

歯根が縦方向に完全に割れてしまっている状態を「垂直破折」と呼びます。このようなひび割れは構造的な損傷が大きく、感染のリスクも高まるため、保存治療では対応が困難の1つとされています。

④歯がグラグラする(動揺がある)

歯の揺れがある場合、歯を支える骨や歯根膜にまで影響が及んでいる可能性があります。ひびの進行により、歯の安定性が失われていると、根管治療後も機能維持が難しいことがあります。

⑤レントゲンやCTで骨の吸収が見られる

画像診断において、歯の周囲の骨に黒く抜けた部分(透過像)が確認される場合、炎症が骨まで進行している可能性があります。このようなケースでは、感染のコントロールが難しくなることがあります。

このような所見がある場合には、歯の保存が難しいと判断されることもあり、症状の進行を抑えるために抜歯を含めた他の治療方法が検討されることがあります。治療方針は、口腔内の状態や検査結果を踏まえて歯科医師が総合的に判断します。気になる違和感がある場合は、早めに歯科医院へ相談されることが大切です。

 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックの根管治療

 
福島市・福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、歯を残すことに特化した根管治療を提供しています。マイクロスコープを用いた精密治療で患者さんの大切な歯を守ります。

歯を残すためには今ある歯を正しく診査・診断した上で治療方針を決定する必要があります。そのためには治療前にレントゲン・CT撮影や口腔内の温痛、冷通、打診痛などの検査、患者さんご自身からのヒアリングなど診査・診断を丁寧に行います。その結果を元に患者さんの生涯のお口の健康を考えた治療法を提案いたします。

また、根管治療を成功に導くためには歯と歯周組織に細菌感染が再び起こらない環境で治療を行う必要があります。そのために器具は滅菌済みや使い捨て(新品)を使用し、ラバーダムという特殊なゴムで唾液による細菌感染を防ぐなど「無菌的環境下」で治療を行うことも大切です。

「かかりつけの歯科医院で抜歯が必要と言われた」「歯の根の治療(根管治療)を何回も繰り返している」「治療後に歯や歯茎にずっと違和感がある」など、自分のお口に不安がある方は是非一度奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。

 
▼詳細はこちらのページから

歯髄回復治療

抗菌性根充法


 

まとめ

歯の根にひびが入ってしまった場合でも、必ずしも抜歯が必要になるとは限りません。ひびの深さや位置、炎症の進行状況によっては、保存を前提とした治療が検討されることもあります。一方で、ひびが深く感染が広がっている場合には、抜歯を含む治療方針が選択される可能性もあります。
早期の発見と適切な診断が、歯の機能を長く維持するうえで重要です。福島市・福島駅東口周辺で根管治療に関してお悩みの方は、奥州福島Premiumデンタルクリニックまでご相談ください。

 



監修

奥州福島Premiumデンタルクリニック
TOKU根管治療専門室 鈴木篤太郎



福島プレミアム

▼目次

歯の根の奥深くにある「根管(こんかん)」に感染が起こった際、歯を残すために行われるのが根管治療です。しかし、その根管は非常に細く複雑な形をしており、肉眼での確認は困難です。そこで、最近注目されているのが「マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)」を使用した治療法です。マイクロスコープは視野を大きく拡大できるため、精密な処置が可能になりますが、一方で導入していない歯科医院も存在します。今回は、マイクロスコープの基本情報と、根管治療におけるその必要性について整理します。

 
 

1. マイクロスコープとは?根管治療における必要性

 
マイクロスコープとは、歯科治療の現場で使用される高倍率の顕微鏡です。根管のように狭く暗い部分を明るく拡大して見ることができるため、近年では多くの歯科医師が治療の精度を上げる目的で導入しています。

 

①高倍率での可視化が可能

肉眼では見えないような微細な部分を最大で20倍程度まで拡大でき、根管内の汚れやヒビ割れなどを視認しやすくなります。

②治療の精度が向上が期待

見えにくい部位も拡大して見やすくなるため、取り残しによる再発リスクが低くなります。特に複雑な根管構造を持つ奥歯での効果が大きいとされています。

③治療ミスのリスク軽減

マイクロスコープを使用し拡大して見ることで、根管内の器具の破折や根の穿孔といった事故のリスクが軽減につながる可能性もあります。

④記録・説明にも役立つ

カメラ付きのマイクロスコープでは、治療の様子を録画・撮影できるため、患者さんへの説明や記録保管にも活用できます。

マイクロスコープは、高度な技術が求められる根管治療において、治療精度と予後の安定性を高めるための重要な機材です。

 
 

2. マイクロスコープを使った根管治療のメリットとデメリット

 
マイクロスコープを用いた根管治療には、さまざまなメリットがありますが、すべてのケースで万能というわけではありません。ここでは、使用による代表的なメリットとデメリットを整理します。

《メリット》

①歯を残せる可能性が高くなる

細かな構造の確認ができることで、抜歯せずに歯を保存できる可能性が高まります。これは特に奥歯の治療で大きな効果を発揮します。

②処置の信頼性向上

歯科医師にとっても処置の精度が格段に上がるため、患者さんにとっても安心材料となるかもしれません。小さな部分まで見やすくなることで、迷いや勘に頼った処置が減ります。

《デメリット》

①治療費が高額になる場合がある

マイクロスコープを用いた治療は、設備費や技術料が加算される場合があり、保険適用外での治療になると費用が高くなることがあります。

②治療時間が長くなることもある

丁寧で慎重な処置が求められる分、1回あたりの治療時間が長くなる場合があります。ただし、結果として再治療リスク軽減につながるというメリットもあります。

③導入していない医院もある

すべての歯科医院にマイクロスコープが導入されているわけではないため、希望する場合は対応可能な医院を探す必要があります。

以上のように、マイクロスコープには多くのメリットがありますが、治療計画や予算に応じて選択が求められます。

 

3. 外科的歯内療法(外科的根管治療)のマイクロスコープの応用

一般的な根管治療の処置で治癒しない場合、「意図的再植」や「歯根端切除術」などの外科的歯内療法が必要となるケースがあります。
外科的歯内療法でマイクロスコープを使用する理由は以下です。

 

①視野の拡大と精密な操作

マイクロスコープは肉眼の数倍から数十倍に拡大でき、微細な構造(根尖部、破折線、副根管など)を視認できます。これにより、以下のような精密操作が期待できます。
・小さな根尖孔の特定と清掃
・クラックや穿孔部の早期発見
・根尖病変部の的確な除去

②治療の成功率向上

マイクロスコープの使用により、感染源の取り残しや不適切な封鎖のリスク軽減や、再発リスク軽減につながり、治療の成功率を高めることが期待されます。

③保存可能な歯を見極める

一見抜歯適応と思われる歯も、マイクロスコープで破折の範囲や歯根の状態を正確に把握することで、保存の可能性を判断できる場合があります。

④歯周・骨組織への侵襲を最小限に

患部を正確に特定することで、切開範囲や骨の削除量を最小限に抑え、術後の腫れや痛みも軽減されやすくなります。

⑤記録・説明ツールとしても有用

マイクロスコープにはカメラ機能が備わっているため、術中記録の保存や患者さんへの説明(ビジュアルによる理解促進)も可能になります。

 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックの根管治療

 
福島市・福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、歯を残すことに特化した根管治療を提供しています。マイクロスコープを用いた精密治療で患者さんの大切な歯を守ります。

歯を残すためには今ある歯を正しく診査・診断した上で治療方針を決定する必要があります。そのためには治療前にレントゲン・CT撮影や口腔内の温痛、冷通、打診痛などの検査、患者さんご自身からのヒアリングなど診査・診断を丁寧に行います。その結果を元に患者さんの生涯のお口の健康を考えた治療法を提案いたします。

また、根管治療を成功に導くためには歯と歯周組織に細菌感染が再び起こらない環境で治療を行う必要があります。そのために器具は滅菌済みや使い捨て(新品)を使用し、ラバーダムという特殊なゴムで唾液による細菌感染を防ぐなど「無菌的環境下」で治療を行うことも大切です。

「かかりつけの歯科医院で抜歯が必要と言われた」「歯の根の治療(根管治療)を何回も繰り返している」「治療後に歯や歯茎にずっと違和感がある」など、自分のお口に不安がある方は是非一度奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。

 
▼詳細はこちらのページから

歯髄回復治療

抗菌性根充法


 

まとめ

根管治療においてマイクロスコープの使用は、治療の正確性や歯の保存率を高めるための有効な手段です。特に複雑な根管構造の場合には、再発防止やトラブルの予防にもつながります。ただし、費用や医院の対応に差があるため、導入医院を選ぶ際にはしっかりと情報収集と相談を行うことが大切です。

福島市、福島駅周辺で根管治療におけるマイクロスコープの使用をご検討の方は、奥州福島Premiumデンタルクリニックまでお問い合わせください。

 



監修

奥州福島Premiumデンタルクリニック
TOKU根管治療専門室 鈴木篤太郎



福島プレミアム

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インプラント治療を受けるにあたって、「いつから普通に噛めるようになるのか?」という疑問を持つ方はいるのではないでしょうか。見た目や機能の回復が期待できるインプラント治療ですが、手術後すぐに何でも食べられるわけではありません。インプラントを使ってしっかり噛めるようになるには、回復に合わせて少しずつ慣れていく期間が必要です。また、食事に関しても注意点がいくつかあり、誤った対応をすると予後に影響を及ぼす可能性もあります。今回は、インプラント治療後に噛めるようになるまでの流れや、天然歯と同じような咀嚼が可能になるのか、さらには食事における注意点について解説します。

 
 

1. インプラント治療後に噛めるようになるまでの流れ

インプラント治療の進行は、手術を受けて終わりというわけではなく、噛む力が安定するまでにある程度時間がかかるのが一般的です。個人の体調や骨の状態などによっても差がありますが、以下のような流れで治癒が進むケースが多く見られます。
 

①手術直後すぐは刺激を避けた食事を

インプラントを埋め込んだ直後は、出血や腫れを防ぐ目的で、咀嚼を控えるよう指導されることがあります。この期間中は、流動食ややわらかい食事を取り入れ、できる限り手術部位への刺激を避けましょう。

➁術後1週間ほどはやわらかい食事を中心に

術後数日から1週間程度は、腫れや痛みが落ち着いてくるタイミングとされ、豆腐、おかゆ、スープなど、咀嚼の負担が少ない食品を中心に食事が進められることが多いでしょう。刺激物、硬いものや熱い食事は、状態に応じて控えるよう指導される場合もあります。

➂インプラントと骨の結合期間が必要

インプラント体が骨としっかり結合するまでには一定の期間を要します。ケースによりますが3〜6か月程度かかることが多いです。

④仮歯や最終的な人工歯の装着後、徐々に咀嚼を再開

骨とインプラント体の結合が確認されると、仮歯や最終的な上部構造(人工のかぶせもの)が装着され、徐々に通常の食事に戻っていきます。すぐに硬いものを噛むのではなく、やわらかいものから少しずつ慣らしていくことが推奨されるでしょう。

⑤定期的な診察で経過を確認

インプラント治療後も、噛み合わせやインプラント周囲の状態を定期的にチェックすることが推奨されます。嚙み合わせのずれや違和感があれば、早期に診察を受けましょう。

インプラント治療は、治癒期間を考慮した上で、計画的に嚙み合わせの機能を回復させていくことが大切です。
 
 

2. インプラントは天然歯と同じように噛めるようになる?

インプラントは、見た目や機能面で天然歯に近づけることを目指した治療法ですが、実際にどの程度「天然歯と同じように噛める」と感じられるかは、患者さんごとに異なることがあります。
 

①見た目は自然に近い仕上がりが期待される

上部構造(人工のかぶせもの)は、色や形状を周囲の歯に合わせて作製されるため、自然な外観を得やすいとされています。さらに、顎の骨に固定されることで、食事中にズレたり動いたりすることは少ないとされています。

➁咀嚼力の回復には時間がかかる場合もある

インプラントには天然歯にある「歯根膜」がないため、噛んだときの細かな感覚には差があると感じることもあります。そのため、天然歯と全く同じ感覚で噛めるとは限らず、徐々に慣れていく期間が必要になるケースもあります。

➂硬いものでも噛める可能性がある

インプラントが骨としっかり結合し、上部構造が装着されると、硬めの食材(りんご、パンの耳など)も噛めるようになることがあります。ただし、力の入れ方や噛む方向によっては負担となることもあるため、慎重に様子を見る必要もあるでしょう。

④インプラント周囲の組織の影響

インプラントはむし歯にはなりませんが、歯ぐきやその周囲の組織が炎症を起こすと、噛みにくさにつながることがあります。インプラントを使い続けるためには、歯みがきやフロスなどによる日常的なケアを続けて、周囲の清潔を保つことが大切です。

天然歯と同じように噛めるかどうかは、治療の進み方や慣れや周囲の歯ぐきの状態にも左右されるため、焦らず段階を追って噛む力を取り戻していきましょう。
 
 

3. インプラント治療後の食生活で気を付けること

インプラントを長く使い続けるためには、日常の食生活にも配慮が求められる場合があります。以下に、日常生活での注意点を説明します。
 

①硬すぎる食材には注意が必要

せんべい、ナッツ、ガム、キャラメルのような食品は、噛む力が集中しやすく、インプラントや人工歯への負荷がかかる可能性があります。噛み方やタイミングに配慮しながら、必要に応じて控える対応がとられることもあります。

②片側で噛む習慣を避ける

無意識にインプラントと反対側だけで噛む癖がついてしまうと、咬合のバランスに偏りが出る場合があります。両側をバランスよく使う意識を持つことが、インプラントや周囲の歯にかかる負担を分散させることにつながるとされています。

➂初期は柔らかいものから慣らしていく

治療後しばらくは、粘膜や骨が落ち着くまで刺激の少ない食事が推奨されます。回復状況を見ながら、徐々に通常の食事に戻しましょう。

④定期的な受診で咬合や衛生状態を確認

噛み合わせの変化や人工歯の状態、清掃のしやすさなどを歯科医院で確認してもらうことで、問題の早期発見や対処が可能になります。食事の内容や食べ方に不安がある場合も、受診時に相談するとよいでしょう。

インプラントを良好な状態で維持していくためには、日々の食事やケアを無理のない範囲で見直しながら、継続的に取り組むことが求められます。
 
 

4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療

 
福島市の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、『インプラント治療』を行っています。

部分入れ歯やブリッジは、歯の無くなった所を補うために、残りの健康な歯を削ったり、針金(バネ)をかける治療法です。削られたり、針金をかけられた歯には、何も負担が無い状態に比べて大きな負担がかかっているとも言われています。

このような負担をかけることなく、残りの歯を守りながら、歯が無くなった箇所を補える治療は、今のところインプラント治療しかないのです。

現在総入れ歯をお使いの方には『インプラントオーバーデンチャー(インプラント入れ歯)』のご提案も可能です。これは、顎骨に埋め込んだインプラントに、特殊なボタンの様なものを装着し、入れ歯を固定する方法です。入れ歯のメリットと、インプラントのメリットを組み合わせています。

インプラントについてお悩みのある方は、ぜひ福島市 福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。
 
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欠損治療

 

まとめ

インプラント治療後に「いつから噛めるようになるか」「どんな食べ物に気を付けるべきか」といった疑問を持つ方は少なくありません。咀嚼機能の回復は段階的に進むことが多く、術後すぐに硬いものを食べられるとは限りません。また、天然歯と同じような感覚で噛めるようになるかどうかも、個人差があります。日常の食生活では、刺激や咬合圧の強い食品を慎重に取り入れるとともに、定期的なメンテナンスで状態を確認することが望まれます。

福島市、福島駅周辺でインプラント治療でお悩みの方は、奥州福島Premiumデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。

 


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

▼目次

むし歯が深くまで進行したときに必要となる「根管治療」。神経を取り除き、歯の根の内部を清掃・消毒する重要な処置ですが、「1回で終わるのか?」「なぜ何度も通う必要があるのか?」といった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。実際には数回かかることが一般的ですが、近年では、治療技術の進化により1回で完了する方法も登場しています。今回は、根管治療の基本から治療回数がかかる理由、1回で終わる治療法について丁寧に解説していきます。

 
 

1. 根管治療は1回で終わる?基本の治療回数

 
根管治療とは、歯の内部にある神経(歯髄)が炎症や感染を起こした際に、神経を取り除いて内部を清掃・消毒し、最終的に薬剤で密封する治療です。治療回数は1回で終わるケースもありますが、一般的には複数回にわたることが多くなっています。

 

①根管の形状が複雑な場合

根管は真っすぐではなく曲がっていたり枝分かれしていたりするため、1回で完全に清掃・消毒するのは難しいことがあります。

②感染の程度が強い場合

根管内に強い感染があると、消毒に時間がかかり、何度か薬剤を入れ替えながら慎重に処置を進める必要があります。

③再治療が必要な場合

過去に治療した歯が再び痛み出した場合、古い薬剤を除去して再治療を行うことがあり、この場合も複数回かかることが多いです。

④治療後の経過観察が必要な場合

症状が改善しているかどうかを確認するために、数日あけて経過を見てから次のステップに進むこともあります。

このように、根管治療には歯の状態に応じて柔軟な対応が必要であり、必ずしも1回で終わるわけではありません。

 
 

2.根管治療の通院が何回も必要な理由とは?治療の流れと注意点

 
「なぜそんなに通院しなければならないのか」と疑問に思う方も少なくありませんが、根管治療には正確さと清潔さが求められるため、慎重なステップが不可欠です。
 

①初診と診断

まずレントゲン検査などで歯の状態を正確に把握し、根管の数や形、感染の広がり具合を確認します。

②感染部位の除去

むし歯や感染した歯髄を除去し、根管内を専用の器具で広げながら清掃します。細菌が残らないようにすることが重要です。

③薬剤による消毒

根管内に薬剤を入れて消毒し、細菌の再繁殖を防ぎます。この工程を複数回繰り返すことがあります。

④仮封と経過観察

処置後は仮のフタをして症状が改善するかを観察します。痛みや腫れが引くまで治療を次に進めないことがあります。

⑤根管充填と最終修復

感染が取り除かれたら、根管内を薬剤で密封し、その後に被せ物を装着して治療が終了します。

このように、1本の歯の根を治療するには非常に繊細な技術と時間が必要であり、通院回数が増えるのはそのためです。

 

3.根管治療を1回で終わらせる治療法と選択のポイント

近年では、歯科医療の技術や機器の進歩により、1回で終了する「根管治療」が選択肢として広がりつつあります。これは従来の複数回にわたる治療に比べて短期間で終わるため、患者さんの負担を大きく軽減できるメリットがあります。
 

①CTやマイクロスコープを活用した精密治療

歯科用CTやマイクロスコープ(顕微鏡)を用いることで、根管の形状や感染の範囲を立体的かつ高精度に把握できます。これにより、1回の治療でも的確に処置を行うことが可能になります。

➁ラバーダム防湿による感染予防

治療中に唾液が根管内に入らないよう、ラバーダムと呼ばれるゴム製のシートを使用して口腔内を隔離することで、再感染を防ぎやすくなります。

➂最新の器具と薬剤の使用

根管内をすばやく洗浄・消毒できる高性能な器具や、殺菌力の高い薬剤を使用することで、1回でも十分な除菌効果を得られるようになっています。

④治療対象となる症例の限定

ただし、すべての根管治療が1回で完了できるわけではありません。感染が重度の場合や、根の形が複雑な場合には従来の複数回の治療が適用されるケースもあります。

⑤費用と保険の違いを理解する

1回で終わる治療は自費診療となるケースが多く、保険診療と比べて費用が高額になることがあります。事前に費用や治療内容について丁寧な説明を受けることが大切です。

1回で終わる治療は大きなメリットもありますが、歯の状態によっては適応できないケースもあるため、信頼できる歯科医師と十分に相談して選択しましょう。

 
 

4. 福島駅すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックの根管治療について

 
奥州福島Premiumデンタルクリニックは、歯を残すことに特化した根管治療を提供しています。マイクロスコープを用いた精密治療で患者さんの大切な歯を守ります。

歯を残すためには今ある歯を正しく診査・診断した上で治療方針を決定する必要があります。そのためには治療前にレントゲン・CT撮影や口腔内の温痛、冷通、打診痛などの検査、患者さんご自身からのヒアリングなど診査・診断を丁寧に行います。その結果を元に患者さんの生涯のお口の健康を考えた治療法を提案いたします。

また、根管治療を成功に導くためには歯と歯周組織に細菌感染が再び起こらない環境で治療を行う必要があります。そのために器具は滅菌済みや使い捨て(新品)を使用し、ラバーダムという特殊なゴムで唾液による細菌感染を防ぐなど「無菌的環境下」で治療を行うことも大切です。

「かかりつけの歯科医院で抜歯が必要と言われた」「歯の根の治療(根管治療)を何回も繰り返している」「治療後に歯や歯茎にずっと違和感がある」など、自分のお口に不安がある方は奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。

 
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歯髄回復治療

抗菌性根充法


 

まとめ

根管治療は、歯の状態によって1回で終わることもあれば、複数回にわたることもあります。治療を成功させるためには、根管内部を徹底的に清掃・消毒し、細菌の再繁殖を防ぐことが欠かせません。技術の進歩により、マイクロスコープやCTを用いた精密な治療が可能となり、短期間での治療も行われています。

福島駅周辺で根管治療についてお悩みの方、また、1回で治療が完了する根管治療についてご質問がある方は奥州福島Premiumデンタルクリニックまでお問い合わせください。

 



監修

奥州福島Premiumデンタルクリニック
TOKU根管治療専門室 鈴木篤太郎



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