▼目次
1. インプラントの平均寿命はどのくらい?
2. インプラントが長持ちする人としない人の違いとは
3. 定期メンテナンスがインプラントの寿命を左右する理由
4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療
まとめ
インプラントは、むし歯や歯周病で歯を失った際に、見た目や噛み合わせを補う治療として選ばれる治療方法です。人工歯根をあごの骨に埋め込み、その上に被せ物を装着することで、自分の歯に近い機能を再現できるのが特徴です。ただし「どのくらいの期間使えるのか」「長持ちさせるにはどうすればよいのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。インプラントは入れたら終わりではありません。インプラントを長く使うためには、適切なセルフケアと定期的なメンテナンスは必須です。今回は、インプラントの平均寿命や長持ちする人としない人の違い、さらに寿命を延ばすために欠かせないメンテナンスの重要性について解説します。
1. インプラントの平均寿命はどのくらい?
インプラントは「半永久的」と思われがちですが、寿命には個人差があります。
ここではインプラントに影響を与える要素を整理します。
①平均寿命の目安
インプラントは「一度入れたら一生使える」と考えられますが、やはり個人差はあります。
必ずしも一生ものとは言えませんし、寿命があります。インプラントの一般的な平均寿命は10〜15年とされますが、20年、30年と問題なく使えている例もあり、適切な管理で寿命を延ばすことは可能です。
➁寿命を左右する要因
寿命は口腔内の環境や生活習慣によって変わります。
歯磨きが不十分で汚れがたまると、周囲の組織に炎症が起こり寿命が短くなります。
また喫煙習慣や強い噛みしめがある方はインプラントに悪影響を与えます。
➂天然歯との違い
天然歯は血流や神経があるため修復機能を持っていますが、インプラントは人工物であり自然な回復力はありません。
④長期使用について
インプラント治療では個人差は大きいですが、10年以上の使用が可能なケースが多です。
しかし必ずしもインプラントは「一生もの」とは言えず、途中での修理や再治療が必要になるケースもあります。
⑤セルフケアと定期的なメンテナンス
インプラントは入れたら終わりではありません。
インプラントを長く使うには、セルフケアに加えて、定期的なメンテナンスが不可欠です。
インプラントを入れた後に、歯科医院に定期的に来院できない方はインプラントはおすすめしません。
2. インプラントが長持ちする人としない人の違いとは
インプラントがどのくらい長持ちするかは、歯科医院での定期的なメンテナンスと、家でのホームケア、日常習慣によって差が出ます。
①正しい歯磨きを続けているか
インプラントはむし歯にはなりませんが、インプラント部周囲の歯ぐきや骨は炎症を起こすことがあります。
歯磨きやフロスを習慣にしている人は寿命が長くなりやすいです。
➁喫煙習慣の有無
喫煙は血流を悪くし、骨や歯ぐきの健康を損ないます。
タバコを吸う人は非喫煙者に比べ、インプラントの寿命が短くなる傾向があります。
➂定期的にメンテナンスを受けているか
3か月~6か月に一度、歯医者でメンテナンスを受けると、早期にトラブルを発見できます。
しかし定期的なメンテナンスを怠ると、気づかないうちに炎症が進み、インプラントの寿命が短くなる可能性が高いです。
④噛み合わせの力をコントロールできているか
歯ぎしりや食いしばりが強い人は、インプラントが揺らされたり破損したりするリスクが高まります。
マウスピースを装着して力を分散させることが大切です。
⑤インプラントに大きな負荷をかけすぎない
インプラントが入ってから、インプラント部のみで硬いものばかり食べるなど、不適切な食事を続けることにより、インプラント部に大きな負荷がかかりすぎて破損する可能性が高まります。インプラント以外の残っている歯でもきちんと噛めるようにしましょう。
⑤全身の健康状態
糖尿病や骨粗しょう症など、骨や歯ぐきに影響する病気がある人は寿命が短くなる場合があります。
ご自身の持病の管理を行うことはインプラント寿命を長持ちさせるためには必要です。
インプラントは入れたら終わりではありません。
日常のセルフケアを行いながら、歯科医院での定期的なメンテナンスをしっかり行うことは必須になります。
3. 定期メンテナンスがインプラントの寿命を左右する理由
インプラントは入れて終わりではなく、その後の定期的なメンテナンスが寿命を大きく左右します。メンテナンスの内容や意味を整理して解説します。
①インプラント周囲炎の予防
インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病に似た「インプラント周囲炎」になることがあります。定期メンテナンスで早期に炎症を発見・対処することが重要です。
➁噛み合わせの調整
年月が経つと、歯やインプラントの位置が微妙に変化することがあります。噛み合わせがずれると負担が集中し、インプラントを傷める原因になります。調整は寿命延長につながります。
➂クリーニングの効果
毎日の歯磨きだけでは落とせない汚れや歯石は、歯医者での専門的なクリーニングが必要です。歯ぐきの健康を保つことで、インプラントを支える骨の維持にもつながります。
④生活習慣の見直し
定期的に通うことで、歯科医師から食生活や歯磨きの仕方などの指導を受けられます。特に喫煙や食いしばりのある人には、改善策の提案がされる場合もあります。
⑤トラブルの早期発見
インプラントの緩みや上部構造(被せ物)の欠けなどは、自覚症状が出にくいこともあります。定期検診によって早めに見つければ、大きなトラブルに発展せず修理が可能です。
インプラントを長く使うためには、日常のケアとあわせて定期メンテナンスを欠かさず受けることが不可欠です。これは寿命を延ばす効果的な方法といえます。
4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療
福島市の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、『インプラント治療』を行っています。
部分入れ歯やブリッジは、歯の無くなった所を補うために、残りの健康な歯を削ったり、針金(バネ)をかける治療法です。削られたり、針金をかけられた歯には、何も負担が無い状態に比べて大きな負担がかかっているとも言われています。
このような負担をかけることなく、残りの歯を守りながら、歯が無くなった箇所を補える治療は、今のところインプラント治療しかないのです。
現在総入れ歯をお使いの方には『インプラントオーバーデンチャー(インプラント入れ歯)』のご提案も可能です。これは、顎骨に埋め込んだインプラントに、特殊なボタンの様なものを装着し、入れ歯を固定する方法です。入れ歯のメリットと、インプラントのメリットを組み合わせています。
インプラントについてお悩みのある方は、ぜひ福島市 福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。
▼インプラント治療の詳細はこちら
まとめ
インプラントの寿命は平均で10〜15年といわれていますが、個人差があります。
生活習慣や口腔ケアの仕方によって20年以上、30年以上と長期間使える場合もあります。
インプラントの寿命には、日常のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが非常に重要になります。
また喫煙等の生活習慣、全身の健康状態もインプラントの寿命には影響があります。
インプラントについてお悩みの方は福島市の歯医者、福島駅東口近くの奥州福島Premiumデンタルクリニックまでお問い合わせください。
監修
院長・審美歯科担当 山田 恵理