▼目次
1. インプラント手術の流れと各工程の所要時間
2. インプラントの手術時間が長くなるケースとその原因
3. インプラント手術の前後にかかる時間と注意点
4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療
まとめ
インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、噛む力や見た目を回復させる方法です。しかし「手術はどのくらい時間がかかるのか」「一日で終わるのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。実際には、治療の進め方や骨の状態、使用するインプラントの種類などによって所要時間が異なります。今回は、インプラント手術の具体的な流れと各ステップにかかる時間、さらに時間が長くなるケースや注意点について福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックが解説します。
1. インプラント手術の流れと各工程の所要時間
インプラント手術は、「事前準備」「一次手術」「治癒期間」「二次手術」「人工歯の装着」という流れで進みます。以下に、各ステップの内容と所要時間の目安を紹介します。
①カウンセリング・診査
口の中の状態を確認し、レントゲンやCTで骨の厚みや高さを調べて、治療計画を立てます。所要時間は約1時間です。
②一次手術(インプラント埋入)
顎の骨にインプラント体(人工の歯根)を埋め込む手術で、1本あたり30〜90分程度です。
③治癒期間
インプラントが骨と結合するまでに時間がかかります。一般的に、下顎で3~4か月、上顎では3〜6か月ほどです。
④二次手術(アバットメント装着)
骨と結合したインプラントに、人工歯を支える土台(アバットメント)を装着します。処置時間は30分程度が目安です。
⑤人工歯の装着
歯ぐきの状態が安定したら、ジルコニアなどの人工歯を取り付けます。噛み合わせの調整も含め、1回1時間程度、数回の通院が必要です。
インプラント治療は一度の手術で終わるわけではなく、各ステップに一定の治癒期間を設けることが大切です。全体の流れを理解しておくことで、無理のない治療計画を立てやすくなります。
2. インプラントの手術時間が長くなるケースとその原因
インプラント手術の所要時間は、通常1本あたり1時間前後ですが、症例によっては時間が延びることもあります。以下に、時間がかかる主な要因を紹介します。
①骨量が不足している場合
骨の厚みが足りない場合は、骨造成(骨を増やす処置)が必要です。骨移植などの処置が加わるため、30〜60分ほど追加されることがあります。
②複数本を同時に手術する場合
複数本のインプラントを一度に埋め込む場合、本数に比例して手術時間も長くなります。
③全身状態の管理が必要な場合
糖尿病や高血圧などの持病がある方は、モニタリング(血圧や脈拍の管理)や体調確認に時間がかかるため、準備に時間を要することがあります。
④抜歯と同時に埋入する場合
むし歯や歯周病で抜歯が必要な際、「抜歯即時埋入法(抜歯と同日に埋入する方法)」を用いることがあります。工程が増えるため、手術時間も長くなります。
⑤静脈内鎮静法を使う場合
不安が強い方に使用される静脈内鎮静法(リラックス状態で手術を行う方法)では、麻酔準備や覚醒(麻酔が切れて目が覚めるまで)により、2〜3時間かかることもあります。
治療の精度を高めるためにも、十分な説明と相談を受けた上で治療計画を立てることが大切です。
3. インプラント手術の前後にかかる時間と注意点
インプラント治療は、手術当日だけでなく、準備から経過観察までを含む長期間にわたる治療です。ここでは、全体の流れを簡潔にまとめます。
①術前の検査と計画
CT撮影や血液検査などの精密検査後、骨の量や神経の位置を確認し、インプラントを適切な位置に埋め込むための治療計画を立てます。検査・診断・説明を含めて2〜3回の通院(計2〜3時間程度)が必要です。歯ぐきやむし歯に問題がある場合は、先に治療を行うこともあります。
②手術当日
麻酔や準備、手術後のレントゲン撮影、説明を含めて2〜4時間ほどかかります。
③術後の回復
手術後2〜3日は、軽い腫れや痛みが出ることがありますが、1週間ほどで落ち着くのが一般的です。入浴や飲酒は控え、処方された薬は指示に従って使用しましょう。
④抜糸と経過観察
1〜2週間後に抜糸を行い、その後は定期的にで経過を確認します。
⑤人工歯装着とメンテナンス
人工歯装着後は約3か月ごとの定期検診が必要です。「インプラント周囲炎」予防のため、定期的な清掃とブラッシング指導が重要です。
⑥全体の期間
治療全体で6か月〜1年が目安。骨造成を伴う場合は1年半かかることもあります。
インプラント治療は短期間で終わるものではなく、術前・術後の管理が成功の鍵です。
4. 福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックのインプラント治療
福島市の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックは、『インプラント治療』を行っています。
部分入れ歯やブリッジは、歯の無くなった所を補うために、残りの健康な歯を削ったり、針金(バネ)をかける治療法です。削られたり、針金をかけられた歯には、何も負担が無い状態に比べて大きな負担がかかっているとも言われています。
このような負担をかけることなく、残りの歯を守りながら、歯が無くなった箇所を補える治療は、今のところインプラント治療しかないのです。
現在総入れ歯をお使いの方には『インプラントオーバーデンチャー(インプラント入れ歯)』のご提案も可能です。これは、顎骨に埋め込んだインプラントに、特殊なボタンの様なものを装着し、入れ歯を固定する方法です。入れ歯のメリットと、インプラントのメリットを組み合わせています。
インプラントについてお悩みのある方は、ぜひ福島市 福島駅東口の歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。
▼インプラント治療の詳細はこちら
まとめ
インプラント治療は、骨造成の有無や埋入する本数、体調などによって、6か月〜1年程度かかることがあります。手術自体は短時間でも、骨と結合する治癒期間や人工歯の装着など、複数の工程を経て進みます。スケジュールを把握し、計画的に治療を進めることで、良好な状態を保ちやすくなります。
インプラントを検討している方は、福島駅東口すぐの歯医者 奥州福島Premiumデンタルクリニックまでご相談ください。
監修
院長・審美歯科担当 山田 恵理
