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▼目次

1.インプラント手術時の麻酔の重要性

2.インプラント手術で使用する麻酔の種類

3. インプラント手術であなたに合った麻酔は?

4. インプラント手術の怖さを最小限に抑えるためには?

 
 
インプラント手術は、歯を失った方の有効な治療法ですが、手術に対する「痛み」や「麻酔」に不安を感じる方も少なくありません。適切な麻酔の選択を行うことで、インプラント手術に対する不安を大幅に軽減できます。
今回は、インプラント手術の怖さを最小限に抑えるための方法や麻酔の選び方について詳しく解説します。
 
 

1. インプラント手術時の麻酔の重要性

 
インプラント手術では歯茎を切開して人工歯根を顎骨に埋め込むため、麻酔の使用が必要となります。
 
インプラント手術は比較的手術規模が小さな手術であるため、通常は局所麻酔が使用されます。
局所麻酔は手術を行う特定の部位だけを麻痺させる方法です。全身麻酔と比べると局所麻酔は身体にかかる負担が少なく、リスクが低いことが特徴です。
 
局所麻酔は、手術部分の周辺に直接麻酔薬を注射し、注射した部位の感覚を一時的に麻痺させます。
これにより、患者さんは手術中に痛みを感じることがなく、意識を保ったまま手術を受けることができます。
 
局所麻酔は全身麻酔のように意識を失うこともありません。
局所麻酔は全身麻酔のように全身に影響を及ぼすことは少なく術後の回復が早く、手術後すぐに通常の生活に戻ることができるのもメリットです。
 
 

2.インプラント手術で使用する麻酔の種類

 
インプラント手術では、患者の状況や手術の内容に応じて、さまざまな麻酔方法が選択されます。ここでは、主に使われる3つの麻酔方法について説明します。
 

①表面麻酔

表面麻酔は、歯茎の表面に麻酔薬を塗布することで、軽い麻酔効果を得る方法です。注射による麻酔を行う前にこの麻酔を使用することで、針を刺す際の痛みを和らげることができます。表面麻酔は、特に痛みへの恐怖が強い患者さんに対して、局所麻酔の補助としてよく使われます。
 

②局所麻酔

局所麻酔は、インプラント手術で最も広く使われている麻酔方法です。手術を行う特定の部位に麻酔を施し、痛みを感じさせなくします。局所麻酔には浸潤麻酔と伝達麻酔の2種類があります。
 
・浸潤麻酔:浸潤麻酔は、手術部位の周囲に直接麻酔薬を注射する方法です。この麻酔は、神経を局所的に麻痺させるため、手術を行う部分にしっかりと効きます。使用されるケースも多いです。
 
・伝達麻酔:伝達麻酔は、特定の神経をブロックすることで、広範囲で麻酔効果を得る方法です。特に下顎の手術で使用されることが多く、下顎全体にわたって感覚を麻痺させることができます。浸潤麻酔では効果が不十分な場合に、伝達麻酔が選ばれることもあります。
 

③静脈内鎮静法

静脈内鎮静法は、局所麻酔に加えてリラックス効果を得るために使用される麻酔法です。静脈に麻酔薬を投与することで、患者さんは軽い眠りの状態に入り、手術中の不安や恐怖を軽減します。意識がぼんやりとした状態になるため、特に手術に対して強い不安を感じる方や、長時間の手術を受ける場合に用いることがあります。しかし全身麻酔は局所麻酔に比べて身体への負担が大きく、手術後の回復にも時間がかかります。また副作用の可能性や事前検査や入院が必要である場合もあります。あとは全身麻酔の場合、費用が高くなってしまうということもあります。
これらの理由から、一般的なインプラント手術では通常、局所麻酔が使用されることが多いです。
 
 

3. インプラント手術であなたに合った麻酔は?

 
インプラント手術における麻酔の選択は、患者さんの健康状態や不安の度合い、インプラント手術の規模によって異なります。自分に合った麻酔を選ぶためには、手術に対する恐怖心なども考慮することが大切です。
 
局所麻酔、静脈内鎮静法それぞれに適している場合についてご紹介します。
 

①局所麻酔

一般的なインプラント手術や、手術に対する恐怖が少ない場合は、局所麻酔が適しています。局所麻酔は手術する部位だけに麻酔をかけるため、身体への負担が少なく、術後もすぐに通常の生活に戻ることが可能です。また、意識が保たれているため、インプラント手術中も歯科医師とコミュニケーションが取れる状態で治療を受けられます。一般的なインプラント手術であれば、局所麻酔だけで十分な痛み軽減が期待できます。
 

②静脈内鎮静法

一方で、インプラント手術に対する恐怖心が非常に強い場合や、手術が長時間にわたる場合には、静脈内鎮静法で行うケースもあります。この方法では患者さんはリラックスした状態で手術を受けることができます。しかし全身麻酔は局所麻酔に比べて身体への負担が大きく、手術後の回復にも時間がかかります。また副作用の可能性や事前検査や入院が必要である場合もあります。あとは全身麻酔の場合、費用が高くなってしまうということもあります。
これらの理由から、一般的なインプラント手術では通常、局所麻酔が使用されることが多いです。
 
 

4.インプラント手術の怖さを最小限に抑えるためには?

 
インプラント手術を受ける際、適切な麻酔を使用することで、手術中の痛みをしっかりと抑え、快適に手術を受けられる環境が整います。
インプラント手術の怖さを最小限に抑えるために押さえておきたいポイントをご紹介します。
 

①麻酔方法の選択

インプラント手術では、主に局所麻酔が使用されます。局所麻酔の場合は、手術部位の痛みをしっかりと抑え、意識はあるものの痛みを感じずに手術が進行します。
 

②手術前のカウンセリング

手術前に行われるカウンセリングでは、手術の流れや麻酔の効果について詳しく説明を受けることができます。ここで、インプラント手術に対する恐怖を軽減しましょう。インプラント手術中の緊張や不安があれば、歯科医師に正直に伝えましょう。手術前に必ず質問して解決することが重要です。
 

③手術後のケア

手術後麻酔が切れると痛みが出ることがありますが、事前に処方された痛み止めを使用することで痛みを最小限に抑えることができます。また、口内のケアをしっかりと行うことで感染を防ぎ、術後の回復を促進できます。
 
 
インプラント治療は手術を伴い、麻酔を使うため、痛みに関する不安をお持ちの方も多いと思います。
福島市でインプラント治療をご希望の方は、奥州福島Premiumデンタルクリニックにご相談ください。
 
 


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

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1. インプラント治療の年齢制限とは?

2. 若年層(10代後半~20代)のインプラント治療の注意点

3. 高齢者のインプラント治療の注意点

4. インプラント治療を受けられないケース

 
インプラント治療は失った歯を補うための治療として、多くの患者さんに選ばれています。
今回は、インプラント治療は何歳から何歳くらいまで可能なのか、また年齢による注意点について解説します。
 

1. インプラント治療の年齢制限とは?

インプラント治療に年齢制限があるのかという問題に関しては、一般的には年齢制限はありません。
しかし、成長期の子供にはインプラント治療を行わないことが推奨されています。
そのため成長が止まった大人に対してインプラント治療が行われることがほとんどです。
成長期の子供に対しては、顎の骨がまだ成長しているため、インプラントが適切な位置に固定されず問題が生じることがあるからです。

高齢者の方がインプラント治療を受ける際は特に、体調や口腔環境を考慮する必要があります。
全身的な健康が安定していることが確認できれば、高齢者でもインプラント治療を受けることができます。

最近では、高齢者でも安心してインプラント治療を受けられるようになってきています。
高齢者におけるインプラント治療の安全性が高まっている背景には、以下の3つの理由があります。
 

➀医療技術の進歩

インプラント治療は昔に比べて技術が格段に進化し、治療の精度が向上しています。そのため、高齢者でも安心して受けられる治療となっています。
 

➁骨密度の問題をクリアする治療法の普及

高齢者の場合、骨密度の低下が懸念されることがありますが、近年では骨の状態に合わせたインプラント治療法が開発されており、高齢者でも適切な治療が受けられるようになっています。
(一部の骨粗鬆症治療薬の服用者など、インプラント治療のリスクが高いケースもありますので、必ず歯科医にご相談下さい。)
 

➂合併症や持病への配慮

高齢者には持病や合併症があることが多いため、それらに配慮した治療が求められます。
近年のインプラント治療は合併症や持病に配慮し、患者さん一人ひとりに合わせた治療プランを提案しています。

以上の理由から、高齢者でもインプラント治療を受けられる状況が整ってきています。
ただし、インプラント治療を受ける前には、必ず担当医と相談し、適切な治療プランを立てることが大切です。
 

2. 若年層(10代後半~20代)のインプラント治療の注意点

若年層にかけては、身体の成長はほぼ完了しているものの、顎の骨や口腔環境には個人差ががあり、慎重な判断が求められます。
ここでは、若年層がインプラント治療を受ける際の主な注意点について解説します。
 

➀顎骨の成長について

20歳を基準にインプラント治療可能といわれますが、あくまで平均的な年齢であり、個人差があります。
インプラント治療が可能かどうかは、インプラント治療を行う顎骨の成長が終わっているかどうかが重要になります。
顎骨が十分に成長しないうちにインプラントを埋入すると、将来的に噛み合わせが悪くなったり、見た目に影響が出るリスクがあります。
 

➁歯列の変化が起きやすい

インプラントは歯を失った場合に人工の歯根を入れる治療法です。若年層では歯列の変化が見られることがあるため、噛み合わせや歯並びに注意する必要があります。
インプラントが周囲の歯や骨の成長に影響を与える可能性はあります。
 

➂長期間使用するためメンテナンスがより重要に

インプラントは治療が終わってからのメンテナンスが非常に重要です。若年層の方がインプラント治療を受ける場合、長期間にわたるメンテナンスが必要です。
インプラントは天然歯と同様にしっかりとしたケアをしていく必要があります。
しっかりとメンテナンスを行うことが、インプラントを長持ちさせる秘訣となります。

以上が、若年層がインプラント治療を受ける際の主な注意点になります。

しかし若い頃は健康で体力がある場合が多いため、持病のある方や高齢者の場合に比べて、免疫力も高く傷の治りも早いので、インプラント治療後の回復は早くなる傾向にあります。
またブリッジや入れ歯に比べてインプラントは健康な他の歯にダメージを与えずに済むというメリットがあります。
若いうちに歯が無い部分にインプラント治療を行うことで、その恩恵をより長い期間得られます。
このように若い世代でインプラント治療を行うメリットも多数あります。

奥州福島Premiumデンタルクリニックでは、インプラント治療を安心して受けられるよう、個々の状況に応じた最適な対策を提案しています。
もしインプラント治療を検討している方がいらっしゃれば、お気軽にお問い合わせください。
 

3. 高齢者のインプラント治療の注意点と、高齢者でインプラント治療が受けられる背景

高齢者の方がインプラント治療を受ける際は特に、体調や口腔環境を考慮する必要があります。
ここでは、高齢者の方がインプラント治療を受ける際の注意点を解説します。
 

➀全身疾患の有無

インプラント治療には、全身の健康状態が大きく影響します。
持病によって服薬している方もいらっしゃるかと思いますが、薬の種類によってはインプラント治療を行うことが難しい場合があります。
また糖尿病や高血圧、心臓病などの慢性疾患を持っている高齢者の場合、治療を進めるために、医師・歯科医師と密に連携することが求められます。
全身的な健康が安定していることが確認できれば、高齢者でもインプラント治療を受けることができます。
 

➁十分な骨量があるか

高齢になると、骨量が低下していることがあります。
インプラントの成功率を高めるためには、十分な骨の量と質が必要です。
事前に骨の状態をしっかりと評価することで、インプラントの成功率を高めることができます。
 

➂口腔内の状態が良好なこと

高齢者は唾液の分泌減少や全身疾患の影響により、歯周病になりやすい状態にあります。
口腔内の状態はインプラント治療前、治療後ともに清潔に保たなければなりません。
そのため、定期的にクリーニングを受けながら、口腔内の状態を良好に管理出来るかどうかが重要になります。
 

4. インプラント治療を受けられないケース

インプラント治療が可能な年齢であっても、インプラント治療を受けられないケースも存在します。
ここでは、インプラント治療が難しい、または避けるべきケースについて詳しく解説します。
 

➀口腔内の状態に問題がある場合

インプラント治療を受けるためには、口腔内の状態が良好であることが前提です。
特に、歯周病を患っている場合、歯の下にある骨まで細菌感染が進んでいることもあり、この状態でインプラントを埋入すると、骨がインプラントをしっかり支えることができない可能性があります。
またインプラント埋入後もブラッシングを行って口腔内の状態を清潔に保つ必要があります。
歯磨きが不十分な場合、インプラント周囲炎になってしまいます。進行すると、インプラントが抜けてしまうケースもあります。
インプラント治療を受ける前はもちろんのこと、インプラント治療後も日々の口腔ケアを徹底することが重要です。
 

➁重度の全身疾患がある場合

インプラント治療は外科的手術を伴うため、重度の全身疾患を抱えている場合には治療が難しいことがあります。
特に以下の疾患を持つ方は、治療が難しいケースが多いです。

・重度の糖尿病
免疫力の低下により、傷の治癒が遅く、手術後に感染症を引き起こすリスクが高まります。
また、骨の結合が十分に行われない可能性もあり、インプラントの安定性が損なわれます。

・循環器系疾患
高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの循環器疾患を抱える場合、手術中の緊張や痛みで血圧が上昇し、健康リスクが高まるため、インプラント治療が行えない場合があります。

・骨粗しょう症
骨粗しょう症の治療で使用されるビスホスホネート製剤は骨を強化する作用があるものの、顎骨壊死のリスクが高まる可能性があります。
そのため、ビスホスホネート製剤服用されている場合のインプラント治療は難しくなっています。
 

➂喫煙習慣がある場合

喫煙はインプラント治療の成功率を大きく下げる要因の一つです。
喫煙によって口腔内の血流が悪化し、インプラント周囲の骨が十分に回復しないことがあります。
これにより、インプラントがうまく定着せず、早期に失敗するリスクが高まります。
また、喫煙はインプラント周囲の組織に悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎を引き起こしやすくなります。
少なくとも治療の前後数週間は禁煙し、可能であれば長期的な禁煙を目指すことが重要です。

インプラント治療が可能な年齢であっても、口腔内の健康状態や全身状態によってはインプラント治療困難な場合もあります。
特に重度の歯周病、重度の全身疾患がある場合や、インプラント治療後の通院が難しく口腔内の状態を管理できない場合には、インプラント治療は控えた方がよいでしょう。

インプラント療を検討する際は、歯科医師と相談し、適切な治療計画を立てることが重要になります。
インプラント治療をご希望の方は、奥州福島Premiumデンタルクリニックに一度ご相談ください。


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

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1.奥歯にインプラントを行う理由

2. 奥歯のインプラント治療のメリット

3. 奥歯のインプラント治療のデメリット

4.奥歯のインプラント治療の注意点

 

1.奥歯にインプラントを行う理由

奥歯とはどこの部分を指すかご存知でしょうか。
奥歯とは、前から数えて4番目以降の小臼歯2本と大臼歯2本(親知らずを含むと3本)を指します。
親知らずを除くと口腔内には左右上下で16本の臼歯があります。
 
奥歯は噛むための面(咬合面)があり、うすのように食べ物を咀嚼し、すり潰す働きがあります。
きちんと咀嚼することは消化を助けて、胃腸などの消化器官への負担軽減につながります。
 
奥歯は前歯ほど見た目に影響がなく、あまり目立たないので、失った奥歯を放置している方もいらっしゃすが、奥歯を失うと噛み合わせのバランスが崩れ、しっかりと噛めなくなります。それだけでなく、奥歯がない状態でずっと過ごすことは、前歯に過度な力がかかって前歯が壊れてしまうため非常に危険です。そのため、奥歯を失った場合にはそのまま放置せずに補う必要があります。
 
奥歯を失った際に歯を補う治療法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。
 

入れ歯

取り外しでき清掃しやすいですが、嚙み合わせの負担は金具をかける歯に集中するため、違和感が出やすい。
審美性に劣ることもあります。
 

ブリッジ

抜いた歯の両隣の歯を大きく削り、その歯を土台とした欠損部にダミーの歯をおく治療法です。
ブリッジは入れ歯より違和感は少ないですが、両隣の歯を削りブリッジをいれることで、咀嚼のたびに土台になっている歯に負担をかかりやすいと言われています。ブリッジの支えになっている土台の歯に歯根破折に多いのはこのためです。
 

インプラント

両隣の歯には負担がかからない。
外科手術は必要ですが、審美性に優れています。
咀嚼、発音ともに天然歯とほぼ同じようにできて機能面に優れています。
インプラントにしたときの咀嚼力は最も天然歯に近いため、奥歯をインプラント治療することで天然歯があったときのようにしっかりと嚙むことができる。
 
インプラントは噛む力や噛み心地が最も天然歯に近く自然ですし、人口歯根によって単独で植立するため、ブリッジや入れ歯に比べて周囲の歯に負担がかかりにくい治療法です。
 
 
奥州福島Premiumデンタルクリニックでは、奥歯を失った場合にも治療を安心して歯を受けられるよう、個々の状況に応じた最適な対策を提案しています。
お気軽にお問い合わせください。
 

2. 奥歯のインプラント治療のメリット

 

①自然な見た目で違和感が無く、しっかり嚙める

インプラントは自然の歯に非常に近い見た目と機能を取り戻すことができます。
入れ歯やブリッジは金具やバネが目立ち、見た目が不自然なこともありますが、比べてインプラントは審美性が高いと言われます。
 
特に奥歯は噛む力が強くかかる部分であり、耐久性のあるインプラントは自然な咀嚼能力を取り戻すために最適な治療方法です。インプラントは見た目の美しさと機能性を兼ね備えていますので、インプラントにより自分の歯がまだあったときのように思いきり食事を楽しむことができます。奥歯のインプラントによって食事の自由度が高まり、好きな食べ物を楽しむことができます。また、バランスの取れた食事は全身の健康をサポートするため、インプラント治療によって生活の質が向上するでしょう。
 

②単独で植立するため、周囲の歯に負担がかからない

インプラントは人工歯根で単独で植立するため、周囲の歯に負担がかからない治療法になります。
 
ブリッジは抜いた歯の両隣の歯を大きく削り、その歯を土台とした欠損部にダミーの歯をおく方法です。例えば3本分の歯を2本の歯で支えることになるので、ブリッジは土台になっている歯に負担をかかりやすいと言われています。ブリッジの支えになっている土台の歯に歯根破折に多いのはこのためです。
 
入れ歯は残っている歯に金具をひっかけます。嚙んだ時には歯ぐきでも嚙む力を負担するため、ブリッジよりは負担は少なくなりますが、やはり残っている歯にも少しは負担がかかります。
 
ブリッジ治療の場合、隣接歯を削る必要があったり、入れ歯でもレスト形成する必要があり、周囲の歯にダメージがありますが、インプラント治療では周囲の歯に負担をかけません。インプラント治療では残っている歯を保護し、全体的な口腔健康を維持することができます。
 

③胃腸などの消化器官への負担軽減

歯を失うと咬合力や咀嚼能率が低下すると食べ物を細かく嚙み砕くことができないため、胃腸に負担がかかります。
奥歯を失った場合、インプラントすることでよく嚙めるようになり、食事が消化しやすくなります。
 
 
奥州福島Premium。デンタルクリニックでは、インプラント治療を通じて患者さんが健康的で快適な生活を送ることができるようお手伝いをいたします。
インプラント治療に興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。お口の健康を取り戻し、笑顔あふれる日常を手に入れましょう。
 

3. 奥歯のインプラント治療のデメリット

 

①費用が高額になることがある

インプラント治療は保険適応外になります。治療にかかる費用は保険診療の治療に比べて費用が高くなります。
患者さんにとって経済的な負担となる可能性があるため、治療を受ける前に費用についてもしっかりと考慮する必要があります。
 

②長期の治療期間が必要な場合がある

インプラント治療は、人工歯根と歯槽骨が結合するまでに数か月の期間が必要になります。一日で完了するものではなく、埋入本数や骨の状態によりますが数か月から場合により1年前後の治療期間を要す場合もあります。治療が複数段階に分けて行われるため、一度に終わるわけではなく、治療中は定期的に歯科医院へ通院することが求められます。インプラントはそのため、ブリッジや入れ歯よりは治療期間が長くなってしまうのです。
 

③術後のメンテナンスが重要である

インプラントは手術後のケアやメンテナンスが重要です。
そもそも歯を失って、インプラント治療をしているため、お口の環境改善する必要があります。
インプラントだけではなく、残っている歯を守るためにもメンテナンスが重要になってきます。
 
 
患者さん一人ひとりに合わせた最良の治療法をご提案いたします。
お気軽に奥州福島Premiumデンタルクリニックへご相談ください。
 

4.奥歯のインプラント治療の注意点

 
奥歯のインプラント治療の注意点
 

①上顎の奥歯のインプラント治療の場合

インプラント体の安定性を確保するためには、骨の質や量が十分であることが求められますが、上顎奥歯の上には上顎洞とよばれる空洞が存在しており、前歯よりも奥歯の方が骨が薄くなりやすいので、骨密度や骨量に注意が必要です。
 

②下顎の奥歯のインプラント治療の場合

下の奥歯にインプラントを埋入する際は、下歯槽神経との位置関係に注意して治療を行う必要があります。レントゲンやCTによって下歯槽神経に干渉しないようにインプラント埋入するようにします。
 

③患者さん自身のセルフケアも重要

奥歯に限らずですが、奥歯のインプラント治療や治療後には、患者さん自身のセルフケアが特に重要になります。奥歯はブラッシングが難しい部分であり、プラークが溜まりやすいです。特に注意深くセルフケアを行っていただく必要があります。
 
 
奥州福島Premiumデンタルクリニックでは患者さん一人ひとりの状態に対応した最適な治療を提供します。ぜひ一度ご相談ください。


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



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1.老後に向けてインプラント治療を行うメリット

2.老後にインプラント治療を行う注意点

3.インプラント治療に年齢制限はあるのか? – 高齢者でも安心して受けられる理由

 

1.老後に向けてインプラント治療を行うメリット

インプラント治療を行うことでしっかりと噛めるようになりますし、食事を楽しむことができます。
自然な噛み心地や生活の質向上、経済的・体力的な負担軽減など、老後にインプラント治療を行うメリットはさまざまです。
これらのメリットと、自身の健康状態や具体的なリスクについても十分に理解した上で、インプラント治療を進めるようにしましょう。

インプラント治療は、欠損した歯を補うための高度な治療法であり、多くのクリニックで取り扱われています。
しかし、「自分の年齢に合った治療なのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
インプラント治療の適正年齢と、年齢と治療成功率の関係について解説していきます。

まず、インプラント治療に適正な年齢は、「成人後の顎骨が完成していること」が前提条件となります。
つまり、顎の成長が止まった20歳前後からインプラント治療が可能と言われています。
また高齢による年齢制限はありませんが、加齢とともに顎骨の密度も低下するため、できるだけ若いうちに治療を受けた方が、治療後の安定性が向上するとされています。

次に、年齢とインプラント治療成功率の関係を見ていきましょう。
一般的に、インプラント治療は年齢とともに骨の密度が低下するため、高齢者では治療成功率が下がる傾向にあります。
ただし、骨の密度と治療成功率の関係は個人差が大きく、一概に高齢者に対してインプラント治療が適さないとは言い切れません。
適切な診断と治療計画により、高齢者でも安心してインプラント治療を行うことが可能です。

また、総入れ歯や部分入れ歯を使用している方がインプラント治療を受けるケースも増えています。
これらの方は、入れ歯の使用期間が長くなるほど顎の骨が吸収される傾向がありますので、早めの治療をおすすめします。
ただし、必ずしも年齢が高い方が骨が吸収されるわけではなく、使用状況や体質なども関連しますので、適切なタイミングでインプラント治療を検討することが重要です。

最後に、インプラント治療を検討される方に向けてのアドバイスです。
まず、信頼できる歯科医院で適切な診断を受けましょう。
治療に関する説明や治療計画が明確であれば、年齢に関係なく安心して治療を受けることができます。

治療費用が高額であることから、治療に対する不安がある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、インプラント治療は長期的な視点で考えると、「しっかり咬める」「喋りやすい」「自信を持って笑顔が作れる」といった、人生の質を上げてくれるとても優れた手段でもあります。

老後に向けてインプラント治療を行うメリットを解説いたします。

➀自然な噛み心地を再現できる

入れ歯とは異なり、インプラントは顎骨にしっかりと固定されるため、しっかりと食べ物を噛むことができます。
年齢を重ねても、お肉や硬い野菜など、通常の食事を楽しむことができ、栄養バランスを保つうえでも非常にメリットがあります。

➁見た目が自然

笑ったり会話したりする際に、自信を持つことができます。
年齢を重ねると社交の機会や外出の機会が減りがちですが、インプラントを埋入して自信を持つことで、社交の場や外出に対して積極的になれるでしょう。
このような心の健康も、老後の生活を充実させるために欠かせない要素です。

➂取り外しの必要がない

歯の欠損箇所に直接埋め込むため、入れ歯と違い取り外しの必要がありません。
日常生活で装着や洗浄の手間が省け、負担が軽減されます。

➃長持ちする

インプラントは適切に管理することで10年以上、場合によっては一生使用することも可能です。
何度も治療を重ねる必要がないため、経済的にも体力的にも負担を軽減することが出来ます。

2.老後にインプラント治療を行う注意点

インプラント治療は失った歯を取り戻し、自然な見た目と機能を取り戻すことができる治療法です。
高齢者の方でも安全に受けられる治療ですが、高齢者が抱えるリスクを十分に理解して治療計画を立てることが大切です。
高齢者が抱えるリスクと対策について詳しく説明します。

高齢者が抱えるリスクには、主に糖尿病、高血圧、骨粗しょう症などの持病があります。これらの病気は、インプラント治療の成功率に影響を与える可能性があります。たとえば、糖尿病患者の血糖コントロールが悪ければ、インプラントが埋入された周囲の骨組織の治癒が遅れることがあります。そのため、事前に十分な血糖コントロールが必要です。

高血圧患者には、インプラント手術中に出血が止まりにくくなる場合があります。しかし、適切な血圧管理を行っていれば、安全に手術を行うことができます。
手術前に血圧を測定し、必要に応じて薬物療法を用いて血圧をコントロールすることが大切です。

骨粗しょう症患者は、インプラント手術が難しい場合があります。骨の密度が低いためインプラントが十分に固定されず、将来的にインプラントの脱落(外れること)に繋がるためです。骨粗しょう症の場合、医師と相談しながら最適な治療法を決定することが大切です。

また、高齢者によくある口腔内の乾燥により、インプラント周囲の感染リスクが高まることがあります。口腔内の乾燥を防ぐために、適切な口腔ケアや口腔保湿剤を用いることが重要です。

インプラント治療を成功させるためには、持病や口腔内状態を十分に検査し、適切な対策を講じることが重要です。
奥州福島Premiumデンタルクリニックでは、インプラント治療を安心して受けられるよう、個々の状況に応じた最適な対策を提案しています。
もしインプラント治療を検討している方がいらっしゃれば、お気軽にお問い合わせください。

3.インプラント治療に年齢制限はあるのか? – 高齢者でも安心して受けられる理由

まず、インプラント治療に年齢制限があるのかという問題に関しては、一般的には年齢制限はありません。
しかし、成長期の子供にはインプラント治療を行わないことが推奨されており、そのため成長が止まった大人に対してインプラント治療が行われることがほとんどです。
成長期の子供に対しては、顎の骨がまだ成長しているため、インプラントが適切な位置に固定されず問題が生じることがあるからです。

それでは、高齢者でも安心してインプラント治療を受けられる理由について解説します。
高齢者におけるインプラント治療の安全性が高まっている背景には、以下の3つの理由があります。

➀最新の医療技術の進歩

インプラント治療は昔に比べて技術が格段に進化し、治療の精度と安全性が向上しています。そのため、高齢者でも安心して受けられる治療となっています。

➁骨密度の問題をクリアする治療法の普及

高齢者の場合、骨密度の低下が懸念されることがありますが、近年では骨の状態に合わせたインプラント治療法が開発されており、高齢者でも適切な治療が受けられるようになっています。
(一部の骨粗鬆症治療薬の服用者など、インプラント治療のリスクが高いケースもありますので、必ず歯科医にご相談下さい。)

➂合併症や持病への配慮

高齢者には持病や合併症があることが多いため、それらに配慮した治療が求められます。
近年のインプラント治療は合併症や持病に配慮し、患者さん一人ひとりに合わせた治療プランを提案しています。

以上の理由から、高齢者でも安心してインプラント治療を受けられる状況が整ってきています。
ただし、インプラント治療を受ける前には、必ず担当医と相談し、適切な治療プランを立てることが大切です。
インプラント治療が適切な選択肢であることを確認し、安心して治療を受けられるようにしましょう。


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



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1. インプラント治療のメリット

2. インプラント治療のデメリット

3. 入れ歯・ブリッジとインプラント治療の比較

4. インプラント治療の流れおよびアフターケア

 

 

1. インプラント治療のメリット

インプラント治療はよく耳にする歯科治療法の一つですが、実際にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

【メリット】

 

➀長持ちする

インプラントは、適切なケアを行えば長期間持続することができます。
しっかりとしたメンテナンスケアを行えば、自分の歯と同じような長い寿命が期待できます。

➁自然な見た目

インプラントは入れ歯やブリッジに比べて、審美面で大変優れています。
見た目が美しく、治療後も食事や会話中にも自信を持てます。
他の人にインプラント治療を受けていることがわからないくらい自然です。
自信を持って笑顔を見せることができます。

➂咬み合わせが良くなる

インプラントは、失った歯を人工的に再現することで、正常な咬み合わせを回復させることができます。
これにより、食事の際の違和感がなくなり、より快適な食生活を送ることができます。

インプラント治療は上記のメリットより、多くの患者さんに選ばれています。

 

2. インプラント治療のデメリット

インプラント治療には多くのメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。

【デメリット】

 

➀費用が高い

インプラントの最大のデメリットは、費用が高いことです。
他の治療法に比べて手術費用がかかりますが、長期的なメリットを考えると、多くの人にとって良い投資となるでしょう。

➁手術が必要

インプラント治療には手術が必要です。
手術にはリスクが伴うため、体調や歯科医師との相談が重要となります。
また、術後の経過によっては治療が長引くことがあります。

➂適応症例に制限がある

インプラント治療は、歯槽骨と呼ばれる顎の骨が十分にあることが前提です。
骨が不足している場合は、骨を造る手術が必要なったり、インプラント治療自体が難しくなることもあります

インプラントのメリット、デメリットを理解した上で、最適な治療方法を選択しましょう。
インプラント治療に関するご質問やご相談がありましたら、お気軽に当クリニックまでお問い合わせください。

 

3. 入れ歯・ブリッジとインプラント治療の比較

歯の欠損したを補う方法としては、インプラント、入れ歯、ブリッジが挙げられます。
それぞれどのような違いがあるのか、詳しく解説していきます。

➀インプラント

インプラントは、チタン製のネジを顎の骨に直接埋め、その上に人工の歯を被せる治療になります。
インプラントの大きなメリットは、周囲の歯を全く傷つける事なく修復が出来る事、またご自身の元々の歯と同じような咬み心地を得られる事です。
デメリットとしては、保険外診療となること、外科手術が必要となること、歯のセットまでに最短でも手術から4ヶ月以上と時間がかかる事です。また、全ての患者さんがインプラント治療が適用できるわけではありません。

➁入れ歯

入れ歯は、取り外し式の装置になります。金属を用いた入れ歯が主流ですが、金属をほとんど使用しない、見た目の良い素材で出来ている入れ歯もあります。入れ歯のメリットとしては、欠損に対する適応症例の範囲が広いため、あらゆる症例に応用することができます。また、周囲の歯をあまり削ることなく装置を作製する事が出来ます。
デメリットとしては、食事の度に取り外して清掃が必要となること、また設計によってはやや話しづらくなることがあります。

➂ブリッジ

ブリッジは失った歯の両隣りを土台とし、3本以上の歯を一体化した被せ物でつなげ、欠損した歯を被せ物で橋渡しする治療です。
ブリッジのメリットとしては、比較的短期間で治療が完了し、見た目や咬み心地も自然です。
しかし、デメリットとして両隣りの歯を大きく削る必要が出てくる場合が多く、また隣接している歯に大きな力の負担がかかるため荷重負担が大きくなる事です。

それぞれの治療にはメリット、デメリットがあり、また患者様の口腔内の状態によって、選択できる治療方法も変わってきます。
歯の欠損でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

4. インプラント治療の流れおよびアフターケア

インプラント治療は失った歯を人工の歯で置き換える方法で、確かな技術と豊富な経験が求められます。
クリニックを探している方にとって、治療の流れが明確であることが安心感につながります。
この記事では、インプラント治療が完了するまでのステップをご紹介します。

➀カウンセリング

まずはじめに、患者様のお悩みや希望を伺い、適切な治療計画を立てるためのカウンセリングが行われます。
ここで、インプラント治療に対する不安や疑問を解消し、治療を始める前のおおよその費用や期間について説明を行います。

➁治療計画の立案

インプラント治療に入る前に、患者様の口腔内の状態や骨の量を正確に把握するために、口腔内のCTスキャンやレントゲンなどの検査を行います。
これらのデータや全身状態を基に、治療計画が立てられます。

➂術前クリーニング

インプラントは、顎の骨に直接埋め込まれるため、手術が必要です。
口腔内が不衛生だと、インプラント治療中に不要な感染を起こす可能性が高まります。
よって当院では、手術前に『口腔除菌治療』を含む徹底的な専門的口腔ケアを複数回にわたり行っています。

➃インプラント埋入手術

手術時には、局所麻酔を行い、痛みを抑えながら進められます。
手術時間は、骨や歯茎の状態によって異なりますが、おおむね30分~2時間程度です。
埋入手術後は、インプラントが顎の骨と結合する期間が必要です。この期間は、個人差がありますが、おおよそ3〜6ヶ月程度です。
この間も2~3週毎にご来院していただき、専門的なクリーニングを行うことで口腔内を常に清潔に保ちます。
同時に歯磨き指導など、セルフケアの方法も学んでいきます。

➄2次手術・各種印象採得

インプラントと骨が結合した後、上部構造(人工歯)を製作する準備を行っていきます。
人工歯の形に合わせた歯茎を整える2次手術や、上部構造の形、かみ合わせを決めるための印象採得(型取り)を行います。

➅人工歯の装着

完成した人工歯を装着します。
前歯など色や形、装着を確認するために、完成前に仮歯を装着していただく場合もあります。

➆アフターケア

インプラント治療が完了した後も、定期的な検診やメンテナンスが必要です。適切なケアを行うことで、インプラントの寿命が長くなります。

以上が、インプラント治療が完了するまでのステップです。
安心して治療を受けられる環境を整えたクリニックを選び、適切なアフターケアを受けることで、インプラント治療は成功に結びつきます。
治療を検討している方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



福島プレミアム

▼目次

1. インプラントの寿命 持続年数と寿命を解説

2. インプラントを長持ちさせるためのお手入れ方法

3. インプラントのメリットとデメリット

4. 当クリニックでの対応とサポート

 

 

1. インプラントの寿命 持続年数と寿命を解説

インプラントの寿命について正しい知識を提供し、どれくらいの期間持つかについて説明したいと思います。
インプラント治療を検討している方や、これからインプラントを入れる予定の方に役立つ情報をお届けします。

まず、インプラント治療の寿命についてですが、一般的には10年から20年程度と言われています。
ただし、これはあくまで平均的な目安であり、実際には患者さんの口腔内状況や使い方、お手入れ方法、技術水準などによって異なります。
実際には、20年以上も持つ場合もあれば、10年未満で交換が必要になるケースもあります。

インプラント治療の寿命を延ばすためには、以下のことが重要です。

➀適切な治療計画

インプラント治療においては、適切な治療計画が非常に重要です。
当クリニックでは、患者さん一人ひとりの口腔内状況やライフスタイルを考慮して、最適なインプラント治療を提案します。

➁上手なデイリーケア

インプラント周囲の歯石や歯周病菌の除去が重要です。適切なブラッシングや口腔ケアが寿命を延ばすうえで肝心です。

➂定期検診を受ける

インプラント治療後も定期的にクリニックで検診を受けることが大切です。早期に問題を発見すれば、寿命を縮めることなく対応できます。

➃治療を受けるクリニックの選択

インプラント治療を選ぶ際には、経験豊富で信頼できる医師やクリニックを選ぶことが重要です。

当クリニックでは、インプラント治療に最新の技術と豊富な経験を持つ医師がチームで担当し、患者さんに最適な治療を提供しています。
インプラント治療を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

2. インプラントを長持ちさせるためのお手入れ方法

インプラント治療の成功率は非常に高く、適切なケアを行えば、長期にわたり使用することが可能です。
しかし、メンテナンスが不十分だと、インプラント周りの組織が炎症を起こすことがあり、最悪の場合、インプラントが揺れる、または外れることもあるので注意が必要です。
それでは、インプラントの寿命を延ばすためのメンテナンス方法についてご紹介いたします。

➀歯磨きを丁寧に行う

インプラント周りのプラーク(歯垢)をしっかりと除去することが大切です。
デンタルフロスや歯間ブラシを使用し、インプラントと歯茎の境目を丁寧に磨くように心がけましょう。

➁定期的な歯科医院でのチェックアップ

歯科医院で定期的にチェックアップを受けることが重要です。
専門の歯科医師や歯科衛生士によるプロのケアで、プロフェッショナルレベルの歯石除去やインプラント周囲組織の状態を評価し、問題がある場合は早期対処しましょう。

➂口腔内の清潔さを保つ

口腔内を清潔に保つことは、インプラント周囲の炎症を予防するために重要です。
舌のお手入れもお忘れなく、舌ブラシや舌スクレーパーを使用して舌苔(舌の表面に付着した細菌や食べカス)を除去してください。

➃喫煙や過度のアルコール摂取の控えめ

喫煙や過度のアルコール摂取は、インプラント周囲組織の健康に悪影響を与えます。
リスクを減らすために、これらの習慣を控えめにすることをおすすめします。

まとめ

インプラント治療は高い成功率を誇りますが、インプラント周囲組織の炎症や感染を防ぐためにも、丁寧なセルフケアや適切なメンテナンスが必要です。
毎日のお手入れや定期的な歯科医院でのチェックアップにより、インプラントの寿命を延ばし、快適な口腔環境を維持しましょう。

 

3. インプラントのメリットとデメリット

インプラント治療は歯科治療の中でも注目を集める治療法の一つですが、実際にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

【メリット】

➀長持ちする

インプラントは、適切なケアを行えば長期間持続することができます。
比較的メンテナンスが簡単で、しっかりとしたケアを行えば、自分の歯と同じような長い寿命が期待できます。

➁自然な見た目

インプラントは自然な見た目が望めるため、審美面でも優れています。
他の人にインプラント治療を受けていることがバレづらく、自信を持って笑顔を見せることができます。

➂咬み合わせが良くなる

インプラントは、失った歯を人工的に再現することで、正常な咬み合わせを回復させることができます。
これにより、食事の際の違和感がなくなり、より快適な食生活を送ることができます。

【デメリット】

➀費用が高い

インプラントの最大のデメリットは、費用が高いことです。
他の治療法に比べて手術費用がかかりますが、長期的なメリットを考えると、多くの人にとって良い投資となるでしょう。

➁手術が必要

インプラント治療には手術が必要です。
手術にはリスクが伴うため、体調や歯科医師との相談が重要となります。
また、術後の経過によっては治療が長引くことがあります。

➂適応症例に制限がある

インプラント治療は、歯槽骨と呼ばれる顎の骨が十分にあることが前提です。
骨が不足している場合は、骨を造る手術が必要なったり、インプラント治療自体が難しくなることもあります。

 

4. 当クリニックでの対応とサポート

当クリニックでは、患者さんが安心して治療を受けられるよう、丁寧な対応とサポート体制を整えております。

まずは、カウンセリングにて患者さんのお悩みや症状を詳しく聞かせていただきます。
どのようなお悩みでご来院されたのかをお聞きし、その上で適切な治療プランを立案し、治療方法を提案致します。
また、その際にできる限り不安な点や疑問にも対応致しますので、遠慮なくお尋ねください。

実際に治療中が始まってからも、不安に思うことがあればいつでも相談ください。なるべく患者様の不安を解消した上で、処置を進めて参ります。

当クリニックでは、患者さんひとりひとりの状況に合わせたアプローチを大切にしております。
患者さんの気持ちに寄り添い、一緒に問題解決に取り組む姿勢で対応いたします。


監修
 院長・審美歯科担当 山田 恵理



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